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高崎の国道17号「強烈ボトルネック」完全解消はいつ? 川沿い区間“立体化”から13年 あとちょっと!が終わらない

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国土交通省関東地方整備局が、群馬県高崎市内における国道17号の改良事業「高松立体」について事業評価監視委員会の再評価を実施。事業継続となりました。

 国土交通省関東地方整備局が2024年12月、群馬県高崎市内における国道17号の改良事業「高松立体」について事業評価監視委員会の再評価を実施。進捗が共有され事業継続となりました。

Large figure1 gallery16国道17号「君が代橋東」交差点北側、2023年の拡幅以前。ここで車線が絞られ、強烈なボトルネックになっていた(画像:関東地方整備局)。

「高松立体」は高崎市街、烏川の堤防をゆく区間の改良事業です。高崎駅近くを流れる烏川は橋が限られるため、国道17号と烏川を渡る道路が交わる箇所で渋滞が発生。これを解消すべく、県道49号と交わる「和田橋」交差点を立体化し、その北の国道18号「君が代橋東」交差点までの現道を拡幅します。

 延長1.6kmのうち、和田橋交差点の立体部は2008年に完成。君が代橋東交差点付近の0.3kmも2023年に拡幅され5車線化されました。しかし、そのあいだの区間0.2kmの現道拡幅が、なかなか進みません。

 君が代橋東交差点前後の国道17号の上り線(東京方面)は、交差点北側で「2車線が1車線に絞られ、さらに2車線が合流してくる」形状という強烈なボトルネックがあり、大渋滞を引き起こしていました。

 この絞り込みが、2023年の拡幅で解消されましたが、抜本的な混雑解消には、国道18号から合流してくる車線をさらに0.2km、そのまま和田橋交差点まで引き延ばさなければなりません。

 堤防沿いの元々の用地では足りないため、拡幅には市街地側に擁壁を造らなければなりませんが、その用地確保の進捗率が2024年3月末時点で92%とのこと。資料では、「残る現道拡幅区間について用地買収に向けて調整を行ってきたが、合意が得られず長期化している」とつづられています。

 先行して拡幅された君が代橋寄りの区間では、急ブレーキの発生が約5割減少したほか、歩道の幅員も広がったことで安全性が向上したといいます。早期開通に向け、「引き続き、調査設計、用地買収の促進を図る」ということです。

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