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【ゾッとする怖い話】深夜に帰宅した男性に届いたのは...?

865 YOU
  • michill (ミチル)
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深夜の宅配便

古いマンション 薄暗い

社会人になって一人暮らしを始めてから、夜遅くに帰ることが多くなった。

都内の古めのマンション。オートロックなし。管理人もいない。

家賃は安いけど、正直セキュリティは心もとない。

古いマンションの外廊下

その日も、終電ギリギリに帰宅した。

古びた階段を5階まで上がる。

廊下は薄暗く、電灯のちらつく音だけが耳に残る。


いつものように自分の部屋の前に着いて、鍵を開けようとしたときだった。

古いマンションの外廊下にたたずむ黒づくめの男

廊下の奥、暗がりの中に誰かが立っているのが見えた。

黒いパーカーをかぶった男。顔は見えない。


急いで部屋に入り、鍵を閉め、ドアチェーンもかけた。

二重のロックにほっとして、靴を脱ごうとしたその時――


ピンポーン


インターホンが鳴った。


「宅配便でーす」


男の声だった。

こんな時間に?

しかも、荷物なんて頼んだ覚えはない。

古いマンションのドア

ドア越しに問いかける。


「どこの配送業者ですか?」


「宅配便ですー」


「どちら宛てですか?」


「宅配便でーす、宅配便でーす」


壊れたラジオみたいに繰り返している。

怖くなって、ドアから一歩下がった。


すると――

ガチャガチャ

ドアノブが激しく揺れた。

けれど、鍵もチェーンもかけてある。開くわけがない。


安心しかけたその瞬間だった。


――ガサッ


ドアポストが音を立てた。

郵便物を入れるための、あの小さなスリットだ。


音に目を向けた瞬間、そこから――

ドアポストから伸びる指

細くて、異様に長い指が、にゅるっと突き出してきた。


スリットの幅なんて、普通の手なら通るはずがない。

なのに、その指はヌルヌルと、関節をありえない角度に曲げながら、這うようにポストから出てきた。


皮膚は青白くて、血管が浮き出ている。

指の数は……1本、2本、3本、4本……いや、もっとある。


俺は息を殺して、壁に背中を押し付けた。


ポストの向こう側から、男の声がした。


「宅配便でーす……開けてくださーい……」


指は、ポストからさらに這い出して、今にも床に触れそうだった。


震えながら警察に電話をかけた。

早く、早く来てくれ――!

サイレンが聞こえたのは、それから10分後だった。

玄関ドアに近づくと、ポストは元通り閉じられ、外には誰もいなかった。

警察官と話す男性

警察に状況を説明したが、

「不審者の痕跡はないですね」と言われただけだった。


警官が帰っていった後、俺は何気なく、ドアポストのスリットを見た。


そこに――

何かが挟まっていた。


小さな、薄い、固いもの。

そっと引き抜くと、それは――


はがれた爪

爪だった。


乾いていて、端が少し割れている。

どす黒く変色した血の跡がうっすらとこびりついている。

明らかに、人間の爪だった。


警察は「痕跡はなかった」と言ったけれど、

少なくとも俺には、確かに“配達”されたものが、そこに残っていた。

※取材をもとに編集を加えたフィクションです

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