珍機「地下にトイレがある激長旅客機」お役御免…? ルフトハンザ「2タイプのレア機」の退役を発表…いつまで見られるのか
- 乗りものニュース |
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退役までに日本で見られるか…?
今後は「長距離機材は6タイプ」に
ドイツのルフトハンザ航空が、2028年までに長距離向けの機体を整理すると発表しました。ここには、「ジャンボ機」ボーイング747-400、そしてエアバス製旅客機として最も長い胴体長を持ち、異例の客室レイアウトが特徴の「A340-600」を退役させる方針が盛り込まれています。
ルフトハンザ航空のエアバスA340-600(画像:ルフトハンザ航空)。
747-400は、かつてJAL(日本航空)やANA(全日空)でも主力機として使用されたモデルです。しかし2社では2010年代前半には姿を消したほか、海外の航空会社でも退役が続き、2024年現在、旅客型としては“レア機”に分類されます。公式サイトによると、ルフトハンザ仕様機はビジネス・プレミアムエコノミー・エコノミーの3クラス構成で、371席を搭載しています。なお、同社では747-400に加え、その後継機である747-8も保有し、日本路線にも投入されていますが、後者は今後も使用される予定です。
一方A340-600は、約75.3mの全長を持ちます。ルフトハンザ仕様機は、8席のファーストクラス、44席もしくは56席のビジネスクラス、28席もしくは32席のプレミアムエコノミー、189席もしくは213席のエコノミークラスを持ちます。客室レイアウトの最大の特徴は、客室の下層に化粧室を設けた「地下トイレ」機であること。A340-600はルフトハンザ航空以外も保有しているものの、この化粧室の配置は異例のものといえます。
747-400・A340-600ともに日本路線に投入されることもあり、その珍しさから、近年は特に飛来のたびに航空ファンの話題を呼んできた機体です。
なお、ルフトハンザ航空は今後、エアバスA380やA350など6タイプを長距離国際線向け機材にするとのことです。
【動画】まるでダンジョン! これが「A340-600の地下トイレ」です
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