ヤマハが航空機用の「推進モーター」を開発中 4連結機構を採用 実は飛行機以外にも使えます?
- 乗りものニュース |

ヤマハ発動機が「人とくるまのテクノロジー展2025」にて、公開した技術。
JAXAが提案するハイブリッド航空機用のモーター
ヤマハ発動機は、5月23日まで横浜市のパシフィコ横浜で開催された「人とくるまのテクノロジー展2025」にて、「ハイブリッド航空機用4連結電動モーター」の模型を展示しました。
JAXAの提案する航空機用MW級電動ハイブリッド推進システム(画像:JAXA)
このモーターは、ハイブリッド航空機や港で大型船を曳航するタグボートなどへの搭載を想定して開発されており、1基あたり500kWの高出力モーターを4つ連結することで、合計2MWの出力を実現する構成です。この4連結モーターを1ユニットとし、用途に応じて複数ユニットを組み合わせて使用します。
航空機に搭載する場合には、旅客機の主翼下に取り付けられたパイロンにモーターが吊り下げられ、ジェットエンジンが発生するエネルギーを利用して発電します。尾翼部分に配置された2基の連結モーターを稼働させることで、通常のエンジンの燃料消費を抑えつつ、大きな推進力を得ることを目的としています。
このモーターは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が進めるハイブリッド推進システムの技術実証に向けて、ヤマハが連携して開発しているものです。同プロジェクトでは、尾部ファンの形状設計をJAXAが担当し、メインのジェットエンジンに内蔵する発電装置をIHIが、電動機用冷却器の開発を住友精密工業がJAXAと共同で行っています。
ヤマハは、このモーターのさらなる活用方法も模索しており、その一例が電動タグボートへの搭載です。ブースの担当者は「きっかけは航空機ですが、それだけではもったいないと考え、船舶への搭載というアイデアが生まれました」と話しています。電動タグボートはすでに実用化されており、高い実用性が見込まれます。
既にヤマハは、小型船舶向けに電動船外機を提供していますが、今回の連結モーターは、搭載するだけでさまざまな種類の乗り物の電動化を可能にするポテンシャルを秘めています。担当者は「可能性があるものには、何でも挑戦する方針です」と意欲を語っていました。
なお、JAXAが提案するハイブリッド航空推進システムは現在も研究中の技術であり、実証実験の具体的な時期などはまだ未定とのことです。
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