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浜松から名古屋港まで信号ゼロ!? 愛知横断の新ルート「名古屋三河道路」計画が進展 将来は“海を越える環状線”に

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名古屋三河道路、都市計画の基本方針案が公表

 愛知県は2026年1月6日、「名古屋三河道路」について、都市計画の基本方針案と環境影響評価方法書の縦覧を開始しました。愛知県を東西に横断する新たなルートが、事業化に向けて動いています。

Large figure1 gallery10境川河口の衣浦港に架かる衣浦大橋。名古屋三河道路はこの橋の代替にもなる(乗りものニュース編集部撮影)

 名古屋三河道路は東名高速や国道23号バイパス「名豊道路」が通る西三河地域と、知多半島を東西に結ぶ計画の道路です。名古屋港や中部国際空港へのアクセス性を高めるほか、伊勢湾岸道の南側に並行して“ダブルネットワーク化”する狙いがあります。

 事業化する区間の起点は西知多道路の長浦付近(知多市)、そこから知多半島を横断し、名豊道路の高棚北IC付近(刈谷市または安城市)までをつなぎます。延長約20km、4車線・設計速度100km/hの自動車専用道として計画されています。

 名豊道路は浜松市内から名古屋まで、約100kmにわたって信号のないバイパス道路の一部を形成していますが、そこから自動車専用道となる名古屋三河道路が分岐することで、知多半島の名古屋港エリアまでも信号なしで直結できることとなりそうです。

 知多半島(旧尾張国)と西三河のあいだには、河口部に衣浦港が広がる境川が流れます。この境川から衣浦港にかけては産業が集積しているものの、平成大橋と衣浦大橋の間に橋が無く、交通が集中しているため、並行する道路の混雑緩和や事故の減少が期待されています。

 このように愛知県を横断する東西ルートとなる名古屋三河道路ですが、東側は名豊道路からさらに東名・新東名まで延伸する構想があります。それだけでなく、西側は伊勢湾をまたいで尾張側の「一宮西港道路」とつながり、東海北陸道へと続く名古屋都市圏の新たな“環状道路”を形成する壮大なルートの一部となっています。

 県は今回の案について、2月6日まで縦覧を行い、意見を募集。その後、基本方針の決定、都市計画素案の作成、各種説明会などを経て都市計画決定、そして事業化へと歩を進めます。

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