藤本美貴さん「脅すようで悪いですけど……」出産よりもつらかった3ヶ月に「誰も教えてくれなかったじゃん!」
- マイナビウーマン |

三児の母でタレントの藤本美貴さんがYouTubeの人気企画「人生相談」で、出産と産後に関するお悩みに回答しています。産後まもない子どもがいるのに飲み会や趣味に出かけてしまう夫への不満を相談された藤本さんは……。
■「赤ちゃんがいるパパを飲み会に誘う人の気が知れない問題」
(※画像は藤本美貴さんオフィシャルブログより)
三児の母でタレントの藤本美貴さんがYouTubeの人気企画「人生相談」で、出産と産後に関するお悩みに回答しています。
今回多かったのは「産後のパパへの不満」。まず、3歳と0歳(生後3ヶ月)の子どもを育てる30代女性は、「生まれたばかりの子どもがいるのに夫を飲み会に誘ってくる人の気が知れません」と吐露し、夫は普段家事や子育てを積極的にやってくれているので「息抜きも必要」と思い飲み会を許容しているものの、正直納得がいかないといいます。
また、2歳と0歳の子を育てる30代女性からも、「下の子が産後1ヶ月経った頃、旦那がどうしても見たい映画があるとレイトショーへ行ってしまった」ことへの不満が。夫は映画鑑賞が唯一の趣味とはいえ、相談者は「産後ボロボロの体で毎日の夜間授乳による寝不足、上の子のイヤイヤ期」で疲労困憊の状態で、「旦那の気持ちを尊重したいとは思ったものの、今このときに私たちを置いて映画に行くか? 母になったのは私だけか?」とモヤモヤ。「こんなことを思ってしまうのは私が寛大ではないのでしょうか。産後のしんどさを男性は経験できないからこそ、旦那にはせめて私の心と体が回復して子どもは任せてと言える頃までは子どもを一緒に見てほしいと思うのは私のわがままなんでしょうか」と訴えます。
藤本さんは「あるあるですよね」と頷き、許容できるかどうかは頻度や日頃の行動によるのではないかと回答。ひとりめの相談には、「普段育児に協力的だって思ってるんだから、たまにくらい行ったらいいじゃん。それ以外は頑張ってるって認識があるんだったら」として、「それと引き換えに、相談者自身の時間をもらうといい」と提案します。
外出して友達と他愛もない話をしたり、趣味を楽しんだりする時間はママも必要で、同じようにパパにも必要なので、2人で我慢し続けるよりはお互いに適度な息抜きをできるように配慮し合うことが大事だというのが藤本さんの考え。
「たまにの趣味を奪うんじゃなくて、じゃあそれだったらこれお願いできる? っていう方が、平和なのかなっていう気はしますよね。私もできないからあれもダメこれもダメみたいなのは、あんまり幸せには繋がらないのかな。頻度もあるだろうけど、じゃあこうしてくれる? っていう駆け引きの方がお互い幸せなのかなって思いますよね」
もちろん片方だけに負担が偏るのは言語道断ですが、「お互い我慢もしつつお互い
やりたいこともやるのが1番ベスト」。また、夫の庄司智春さんは子どもが誕生しても育休を取らず仕事をしていましたが、「夜中に子どもが寝ないとき、抱っこして外を散歩してもらって、その間に私は少し眠った」という藤本さん。
今思えば当時の庄司さんに不満を抱えていた部分はあったといい、「1人目のときって、今と比べたら全然やってないと思う、庄司さんも。でもなんかそれはしょうがないのかなって思うし、パパの出番の日が来るんだよね」と、徐々に父親としての存在感が確立されていったと振り返ります。
また庄司家では子どもが2歳ぐらいになると「パパと2人でデート」という儀式を設けており、「どこに行ってもいいし何をしてもいい。アンパンマンミュージアム行ったりディズニーランド行ったり。育児の大変さもそうだし、2人の絆みたいなのをそのデートで磨いてきてほしいなっていうので、3人ともやりました」と明かしました。
そのうえで「最後はやっぱり話し合い。本当、子育てって話し合い。夫婦だけだったら大人だから思い通りにいかなくても自分で気を紛らわしたりとかいろんな方法が自分たちで勝手にできるけど、子育ては本当に自分だけじゃ無理。精神的にも体力的にも無理だし、責任もやっぱりね。2人の子供だから子供のことは2人で話しちゃって決める方がいいよね」と、身をもって知った話し合いの大切さを説きました。
■「つらいのは出産よりも産後」
もうひとつ、産後のしんどさも力説した藤本さん。まもなく出産を控えている妊婦さんからの「出産が怖くてたまりません」「どのようにして覚悟を決めましたか?」と言う質問に、「脅すようで悪いですけど……つらいのは出産よりも産後!」と断言しました。
藤本さんも第一子の出産前、妊娠7ヶ月くらいまでは「どれくらい痛いのかな、産めるのかな」と怯えていたものの、臨月になると「車の免許みんな取ってるから私も取れる!」という感覚で覚悟を決めたといいます。
そして実際、出産は人生で感じた中でもピークの痛みでしたが、それは「針が一瞬振れる」ようなもので長くても2日ほどで終息します。けれどその後、産後のしんどさに関しては「誰も教えてくれなかったじゃん!」と叫びたくなるほどつらかったそう。
「赤ちゃんがこんなに寝ないなんてことも教えてくれなかった。産んだらミルクを飲んで寝てるだけ、おむつさえ替えればいいと思ってたけど、全然寝ないし、寝ないってつらいんだなって初めて知った。産んだところも痛いし胸も張ってきて痛いしで、これが2日とかじゃ収まらないわけですよ。大体1ヶ月健診まではどっちも全部ずっと痛い。寝るのも含めて全部いろいろ落ち着くのは3ヶ月」
一方で、それほどの産後のしんどさを味わっていながら、夫にそのつらさを完璧に理解してもらおうとするのも無理だ、と話していた藤本さん。
「産後のつらさわかんないじゃん、っていうのはもうこれ、(夫に)言うのやめましょう。わかんないから絶対に。出産の痛みもわかんないし生理のつらさも、わかんないものを責めてもしょうがない」といい、「これはもう言うのやめて、それとは別に今自分の大変なこと、やりたいことを(夫婦で)お互いじゃあどうしたらできるかなっていう助け合いの方が早いかなって思う」と語っていました。
■産後の体はすぐに元通りにはならない
妊娠や分娩で変化した女性の体は、出産したからといってすぐ元通りになるわけではありません。妊娠前の状態に戻るまでの期間のことを産褥期(さんじょくき)といいます。
産褥期は分娩後6~8週間とされており、時間をかけて体が妊娠する前の状態まで徐々に回復していきます。また、産後直後から3~4日ごろまでは子宮が収縮することに伴う後陣痛がありますし、分娩時に損傷した会陰の傷が痛むケースも多くあります。
出産によって体はとても疲れているので当分はしっかり休んだほうがいいのですが、育児は待ったなしで始まります。「新生児期の睡眠は1回3~5時間、1日に計15~18時間で、睡眠と覚醒が何回も交替する」と言われていますが、1回の睡眠時間1~2時間ほどで起きてしまう赤ちゃんもいます。また新生児期の授乳間隔や授乳回数は、3時間おきなこともあれば1時間おきの頻回授乳になることもあります。
そうして考えると、新生児期の赤ちゃんのお世話は24時間フルタイム。産後ボロボロの体でまとまった睡眠もとれなければ、しんどいのは当然ですよね。男性は出産の痛みや産後のしんどさを自分自身で感じることが難しいとしても、「パートナーがとても大変な状況だ」ということは理解できるはず。この時期にどれだけ親身に相手が思いやってくれたかはその後の夫婦間の信頼関係にもつながるので、是非覚えておいてください。
参照:
【助産師解説】産褥期ってなに?産後の肥立ち?産褥期のママの心身と過ごし方
保存版|新生児はいつまで(何日後)?新生児育児まるわかり<特徴、体の様子、反射>【助産師解説】
(マイナビ子育て編集部)
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