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ライブ感がすご過ぎる! 生産ラインのすぐ横で見学OK、クルマ好きキッズが大興奮する【日産】追浜工場見学

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  • マイナビウーマン
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普段乗っているクルマが工場でどのようにつくられているのか、クルマ好きの息子に見せたい――。そんな想いから、1年半ほど前に母子2人で参加した【日産】追浜工場の見学ツアー。これがものすごく楽しかったので、今回再び参加してみることに。クルマ好きのパパ、じいじも加わり親子3世代で潜入したところ、新たな発見がいっぱいでした!

子ども向けプログラムも用意された【日産】追浜工場見学ツアー

お子さんがクルマ好きなら、クルマの工場見学に一度は連れて行ってみたいと思っている方も多いはず。でも見学内容が難しければ、子どもは途中で飽きるかもしれないし、親もフォローが大変で楽しめないかもしれませんよね。

そこでぜひおすすめしたいのが、【日産】追浜(おっぱま)工場で用意された工場見学プログラム「キッズツアー」です。

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写真提供/日産自動車株式会社

子どもにも分かりやすい見学内容になったキッズツアーは、親子でいっしょに楽しめるのが魅力。100%電気自動車の「日産リーフ」や、ガソリンエンジンとモーターを融合した【日産】独自の電動パワートレイン“e-POWER”を搭載した「ノート」などの製造工程を見学できます。

日産 追浜工場 基本DATA

■所在地:神奈川県横須賀市夏島町1
■見学実施日:不定期(公式HP予約画面の開催日を参照)
■予約:完全予約制(公式HPから)
■料⾦:無料
■所要時間:約1時間40分
■アクセス:
[電車の場合]
◎京浜急行線「追浜駅」から徒歩約20分
[車の場合]
上り方面から来場する場合
◎首都高速湾岸線「幸浦IC」から約15分
◎横浜横須賀道路「朝比奈IC」から約15分
下り方面から来場する場合
◎横浜横須賀道路「逗子IC」から約15分
■駐⾞場:あり
■トイレ:あり
■⾷事:なし
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※以上情報は変更がある場合がありますので、詳しくは公式HP等でご確認ください。

憧れのスーパーカー「日産GT-R」に大興奮のゲストホール

いざ迎えた【日産】追浜工場のキッズツアー当日、息子・パパ・じいじのクルマ好き3世代+筆者というメンバーで、ウキウキしながら追浜工場へ。工場正門で予約の名前を告げて入場した後、ツアー参加者の集合場所となっている「ゲストホール」を目指しました。

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写真提供/日産自動車株式会社

ゲストホールとは、工場見学者専用の施設。【日産】の歴史や技術、製品に関する展示が行われていて、クルマの製造工程や【日産】の取り組みなどを学ぶことができます。
キッズツアーにおいて唯一写真撮影が許されたスポットなので、来場の記念として、じゃんじゃん、バシバシ写真を撮りまくりましょう!

ゲストホールでさっそくお目見えしたのは、街でもよく見かける電気自動車「日産リーフ」。

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パパの話によると、日産リーフはグローバル市場に向けた世界初の量産型電気自動車とのこと。ほかの自動車メーカーが電気自動車業界に参入するきっかけとなり、電気自動車の一般的な認知度をグンと高めたクルマなんですって。
【日産】は電気自動車のパイオニアだったのですね~。知らなかった!

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展示車両はもちろん乗り込みOK! 運転席でハンドルをにぎったり、いろいろなボタンを押したり、ほかの座席に乗り込んだりして、日産リーフの車内をすみずみまで触って満喫した息子でした。

そして日産リーフのすぐ目の前には、息子憧れのスーパーカー「日産GT-R」の展示も!

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わぁ~、この圧倒的な存在感はファンならずとも魅了されますよね。日産GT-Rの最大時速は、なんと300km超え。新幹線よりも速く走ることができるのだとか。カッコよすぎます!!

嬉しさを隠し切れない様子で、日産GT-Rの運転席に乗り込む息子。

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これまでもいろいろなところでクルマの展示を楽しんできた息子ですが、日産GT-Rは特別な存在のよう。目をキラキラと輝かせながら、車内の装備を触って楽しむ姿が印象的でした。

ちなみにこちらの日産GT-Rは、1,500万円超えの超高級車。息子には将来たくさんお金を稼げるようになって、ぜひ日産GT-Rを愛車にしてもらいたいものです(笑)。

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車両展示のほかにも、見て、触って、体験して、見どころがいっぱいのゲストホール。あっという間にツアー開始時間となって、「え、まだ全然見れていなーい!」と焦る方も多いと思いますが、ツアー終了後にも見学時間が設けられているので安心してくださいね。

キッズツアーがスタート! 実物展示を用いた説明に息子も興味シンシン

ツアー開始時刻になると、見学者はゲストホール奥にある大ホールへと移動。

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大ホールでは【日産】のこれまでの歩みや、追浜工場についての紹介ビデオを鑑賞します。

1961年に、日本で初めての自動車量産工場として創業を開始した【日産】追浜工場。電気自動車をはじめ、先進運転技術を搭載したクルマをいち早く生産につなげ、その技術をグローバルに展開していることから、長年【日産】のマザー工場として位置づけられているのだとか。追浜工場は、【日産】を支える「母なる工場」というわけですね!

ビデオ鑑賞を終えると、見学者は3つのグループに分けられます。我が家のグループは、アテンダントさんに続いてゲストホールに移動。クルマづくりの一連の流れと【日産】の技術について学びました。

まずは、鉄板から大きな部品をつくる「プレス」の工程から。

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プレス機を使って約5,000トンもの強い圧力で鉄板を上下から挟み、ドアやサイドパネル、屋根などをつくっていくそうです。

プレスする前の鉄板と、プレスされた後の鉄板の2種類が展示してあり、触って比べることができます。

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プレスされた後の鉄板は、わずか0.7㎜と1円玉の約半分の厚みなのですが、とっても頑丈なんだそう。実際に触ってみた息子も、「僕には違いが分からない。どっちも硬いよ!」と驚いていました。

プレス工程の次は、鉄でできた各パーツを熱を使ってつなぎ合せる「車体溶接」の工程へ。

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この溶接は、なんと1,200℃もの高温で行われているのだとか。想像を絶する高温でかなりの危険を伴う作業だなと感じましたが、コンピュータで制御されたロボットたちが、1台につき約3,000か所の溶接を素早く正確に行っているのだと聞いてホッとしました。

お次は、溶接で組み上がった車体に色を塗る「塗装」の工程。

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サビ止め用の「下塗り」から始まり、平らな下地をつくる「中塗り」、お客様からの注文通りの色を塗る「上塗り」、ツヤ出しの「上塗り塗装」の4層で色を塗るのですが、仕上がりの塗装の厚さはわずか0.1mm。すごい技術ですよね。

キレイに塗装された車体は、さまざまな部品を取り付ける「組立」の工程へ。

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工場では、完成して走れるものは「クルマ」、こちらのようにまだ走れないものは「ボディ」と呼ばれます。

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組立工程では、人とロボットが協力して、こちらのボディに約3,000点もの部品を取り付けていくのだそう。

組立ラインで完成したクルマは、資格を持った検査員が品質をチェック。車種によって違いはありますが、700~1,200もの項目を検査して、全部合格したらやっと1台のクルマが完成するんですって。

ちょっぴり難しい内容になりがちなクルマの製造工程のお話ですが、実物展示を用いながら説明してくれるので、息子をはじめ参加した子どもたちは終始興味シンシン。クルマの知識に自信がない筆者も、バッチリ楽しむことができましたよ。

いよいよ工場内へ! 生産ラインすぐ横で現場の熱気を感じながら見学

工場見学に役立つ予備知識をつけたら、実際にクルマがつくられている工場内に潜入します。キッズツアーで見学できるのは、「組立」と「検査」の2つの工程。工場内は撮影不可なので詳細はレポートできないのですが、見学の見どころをお伝えしましょう。

まずはアテンダントさんに続いて工場内の通路を歩き、ボディにさまざまな部品を取り付ける「組立」の工程へ向かいます。工場見学というと、生産ラインを見下ろすような高い位置に見学者専用通路が設けられていて、そこを進んでいくのが一般的ですが、こちら追浜工場では生産ラインのすぐ横を歩いて見学できるのが大きな魅力です。

しかもガラス窓など遮るものがいっさいない状態で見学できるから、パーツをガチャンとセットする音が聞こえたり、作業に当たるスタッフの息づかいも伝わってきたりして、現場の熱気を肌で感じられるんです! 
すぐ目の前で展開される組立作業に、息子はもちろん、パパもじいじも釘付け。「まさかこんなに近くから見られるなんて……」と驚いていました。

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写真提供/日産自動車株式会社

また、追浜工場では、一つの生産ラインで「日産リーフ」「ノート」「ノートオーラ」など、いろいろなクルマがつくられているのを見ることができます。車種も色もさまざまなボディが同じラインに流れてくるのですが、作業スタッフが素早く見分けて作業に当たる姿に「わぁー、すごいね~」と親子で感心しきりでした。

組立工程の次は、完成したクルマの品質を確認する「検査」工程を見学。 電気自動車には充電したバッテリー、ガソリン車にはガソリンやオイルを入れて、実際にタイヤを回してハンドル・ブレーキ・ライトなどの性能検査や、水漏れなどの品質検査が行われます。なかでもクルマを移動することなく、時速120㎞まで加速してアクセルやブレーキの動作性を確認する「フリーローラーテスト」は迫力満点。工場内にブォーンと轟くエンジン音に、子どもも大人も圧倒されっぱなしでした。

細かく定められた項目を検査員が一つ一つチェック。こうした厳しい検査によって確かな品質が保たれているから、私たちは安心して新車に乗れるのでしょうね。

生産ライン見学の所要時間は、徒歩で約50分。じっくり見ることができて満足感があるいっぽうで、小3の息子にはちょっとしんどいかなとも思ったのですが、「工場内で見つけてみよう」というミッションに挑戦しながら楽しく進めるのが良かったです。

国内外へ出荷される新車がズラリと並んだ【日産】専用埠頭を見学

製造ラインの見学を終えると、完成したクルマを日本国内、さらには世界中へと届けるために船積みする【日産】専用埠頭の見学に向かいます。
見学者一同が乗り込んだバスは、いったん工場の敷地を出て一般道を走ったあと専用埠頭へ。バスに乗って見学できるなんて、遠足のようでテンションアップUP。筆者と息子にとっては埠頭見学も二度目ですが、やっぱりこれは楽しすぎです!!
追浜工場と専用埠頭を合わせた敷地面積は、169万㎡。東京ドーム36個分、ディズニーランド3個分にもなるのだとか。めちゃくちゃ広いですよね。

専用埠頭に到着すると、広大な駐車スペースに出来立てホヤホヤの新車がズラリ。

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写真提供/日産自動車株式会社

追浜工場でつくられている「日産リーフ」や「ノート」はもちろん、九州工場でつくられている「日産セレナ」「エクストレイル」や、栃木工場でつくられている「日産GT-R」なども並んでいましたよ。【日産】専用の埠頭は、九州や横浜にもあるそうですが、こうして実際に入って見学できるのは追浜工場のみだそう。

駐車されたクルマは、隣との間隔が約10㎝間隔、大人のこぶし約1個分ぐらいしかないのだとか。これは、無駄なスペースをつくらず港や船内に多くのクルマを積み込むプロのドライバー「ギャング」の職人技なんですって。実際に駐車しているところを見てみたいですよね。

ゲストホールに戻る途中に、5年、10年先の未来のクルマについて研究する機関「日産総合研究所」の紹介もありました。

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写真提供/日産自動車株式会社

今の子どもたちがクルマを運転できる年齢になる頃、今研究しているクルマが実用化されているかもしれないそう。夢があっていいですよね! 「将来ここに勤められるように、もっと勉強を頑張ってみない?」と息子に促してみた筆者でした(笑)。

ゲストホールの大ホールに戻ったら、アンケートを記入してキッズツアーは終了。退場するときに、参加した子どもたちはお土産がもらえます。

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お土産の内容は、追浜工場でつくっている「ノート」のトミカ。息子はすでに持っているトミカでしたが、とっても嬉しそうでした。

時間に限りはありますが、ツアー終了後もゲストホールの見学ができます。もちろん時間ギリギリまでゲストホールを見学し、追浜工場をすっかり満喫した4人でした。

まとめ

息子にとっては2度目の見学だったので、「ちょっと退屈しちゃうかもしれない」という不安もあったのですが、そんな心配はまったく無用。2度目の追浜工場をすっかり満喫した様子でした。

じつは前回の追浜工場見学や、横浜にある【日産】グローバル本社ギャラリーを何度か訪れたことがきっかけで、【日産】のクルマに興味を持ち、つい1年ほど前に「ノートオーラ」に乗り換えた我が家。そのノートオーラも追浜工場生まれなので、息子にとっては前回以上に見学の内容が興味深かったのかもしれません。
実際、我が家のクルマと同じ色のボディがラインを流れてきたのを見つけたときは、「あ、うちのだ~!」と嬉しそうでした。

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初参加となったパパとじいじに「追浜工場はどう?」と聞いてみたところ、「もっとロボットに頼ってつくっているのかと思っていたけれど、意外と人の手でつくられていることに驚いた」とのことでした。クルマの知識がない筆者は、まったく持ち合わせていなかった視点。思わぬ発見があり、新鮮な気持ちで楽しむことができました。

ゲストホールに、工場に、専用埠頭にと、見学ポイントが盛りだくさんのキッズツアー。しかもこれだけ充実した内容で、お土産までもらえて、参加費無料は嬉しいところ。クルマ好きのお子さんといっしょに、ぜひみなさんも一度参加してみてください。

(文・撮影:あゆーや/アソンデミエータ)

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