【漫画】医師から「生命に関わる」と言われ不安に… 体の異変をきっかけに判明した「下垂体腫瘍」の手術記録【作者取材】
- オトナンサー |
ユキ コタロウさんの漫画「下垂体腫瘍で入院した日々の記録」がインスタグラムで多くの「いいね」を集めて話題となっています。
下垂体腫瘍と診断され、手術を受けることになった女性。入院前の診察では「生命に関わることもある」と言われ不安になりましたが…という内容で、読者からは「何だか感動しました」「健康の大切さを実感」「参考になった」などの声が上がっています。
「授乳期でもないのに母乳が…」原因不明だった身体の異変

ユキ コタロウさんは、インスタグラムとブログ「戦闘系女子もっちゃんとその家族たちのこととか」でエッセー漫画などを発表しています。ユキ コタロウさんに作品について話を聞きました。
※この記事では全27話のうち、第1話から第9話までをご紹介します。インスタグラムとブログで全話を読むことができます。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
ユキ コタロウさん「子どもの頃からイラストを描くことが大好きで、大人になってからも時々思いついては描いていました。いろいろな方が日常のことなどを楽しく漫画にして発信しているのを見て、自分もせっかく描いているなら…と4年ほど前からインスタグラムを始めました。サラッと何となく読んでも伝わるように、分かりやすくエピソードを描くようにしています。フォロワーさんとやりとりできるのも楽しく、描くモチベーションにもつながっています」
Q.闘病のエピソードを漫画にしようと思った理由やきっかけを教えてください。
ユキ コタロウさん「手術が終わった後に少しホッとしたのか、『この体験を描き残しておきたいな』と思い立ち、入院中にノートに下描きしていました」
Q.「下垂体腫瘍」はどのようにして見つかったのでしょうか。
ユキ コタロウさん「授乳中でもないのに母乳が出続けていたことと、基礎体温がおかしいな…というところから受診につながりましたが、腫瘍が原因と分かるまでだいぶかかりました。ブログには『下垂体腫瘍が見つかるまでのこと』という連載でまとめているので、ご興味があれば読んでみてほしいです」
Q.手術前の心境はいかがでしたか。
ユキ コタロウさん「小心者なので、手術がうまく行くかはもちろん、全身麻酔からちゃんと目覚めるのかな…なんてことまで心配してしまいました(笑)」
Q.その後の経過や、現在の体調はいかがですか。
ユキ コタロウさん「術後まもなく、服薬なしで母乳は出なくなり、生理も順調だった頃に戻ってくれました。腫瘍をキレイに取ってもらえたおかげで再発もなく、無事に通院も終了できました。主治医の先生には本当に感謝しています!」
Q.作品について、どのようなコメント が寄せられていますか。
ユキ コタロウさん「同じ病気をお持ちの方から『すごく参考になった』『気が楽になった』といったメッセージを、数年たった今もいただいております。今後もどなたかのお役に立てるならうれしい限りです!」
オトナンサー編集部
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