海自の最新哨戒機 トイレが段違いに快適!? 自衛官以外には普段見えない“内部の進化”とは
- 乗りものニュース |

哨戒機としてはかなり快適な機内環境?
哨戒機は、一度飛び立つとかなりの長時間、海上を飛行することになります。当然、その間は機内で活動することになるのですが、以前のP-3C哨戒機などと違い、かなり快適になっているとのことです。
P1哨戒機(乗りものニュース編集部撮影)
搭乗員に話を聞くとまず、機内のスペースは単純に大きくなっているため、移動も楽になっているとのこと。そして、キッチンが使いやすいのも特徴なのだそうです。
機内の非音響員の方に話を聞くと、「やはり電子レンジなどを使えるのがいいですね」とのこと。以前の哨戒機では、電磁波などの関係で搭載が難しかったようです。もちろん、給湯器や冷蔵庫なども備わっており、飲み物なども快適に飲めるとのことでした。
また、機内後方にある、クルー以外のゲストが乗る座席なども、以前のものとは比較にならないとのことです。広報担当者は「川崎重工が製造した座席なので、新幹線と同じようなふかふかな座り心地です」と説明します。
もちろん哨戒機なので、旅客機よりも上下左右への移動が激しく、振動や揺れはあります。それでも、以前の機体よりも、クルー以外の人員を乗せる場合の環境も充実しているとのことでした。
新型機で良い点はなんといってもトイレ!?
そして、最大の改良点と言えるのがトイレです。同機に設置されているトイレは、同じ川崎重工製であるC-2輸送機と同様のもので、個室かつ水タンク式という画期的なものになっています。
任務を行うクルーにとって機内環境はかなり重要(乗りものニュース編集部撮影)
普通に民間機を利用していると、なぜこれが画期的なのかと思う人もいるかもしれません。しかし、軍用機の場合は、カーテンで仕切られている簡易的なトイレであることも珍しくありません。旅客機同様に個室トイレが備わっているだけでも、環境が大きく改善されていると言えます。
なお、クルーによると、P-3Cの場合は小さい方しかトイレでできませんでしたが、同機の場合はC-2と同じということで、「大もいけます!」と力強い回答をいただきました。
海上での緊急時の対応はもちろん、クルーのお腹の緊急事態にも対応でき、居住性も劇的に向上している、頼もしい機体がP-1哨戒機となっています。
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