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いま読むべき極上ミステリー「ババヤガの夜」 日本人初の快挙の話題作は「怒り、ユーモア、スリル満載」

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授賞式の様子(C)Isac

2025年7月4日早朝(日本時間)、英国推理作家協会(CWA)は2025年のダガー賞・翻訳部門の受賞作として、「ババヤガの夜」(著・王谷晶/河出文庫)を発表しました。

ダガー賞は、世界で最も権威あるミステリー文学賞のひとつであり、王谷さんの受賞は日本人として史上初、アジアの作家としても史上2人目の快挙です。

「激しい暴力と素晴らしい優しさが交互に訪れる」

これまで同部門には、2016年に「64(ロクヨン)」(著・横山秀夫)、2019年に「新参者」(著・東野圭吾)、2022年に「マリアビートル」(伊坂幸太郎)の3作が最終候補に選出されたことがありますがいずれも受賞には至りませんでした。

「ババヤガの夜」(著・王谷晶/河出文庫)

そんな中で、日本人初の受賞作となった「ババヤガの夜」。海外メディアからも高い評価を得ています。

怒り、ユーモア、スリル満載」(The Times紙)
激しい暴力と素晴らしい優しさが交互に訪れる」(The Guardian紙)
女の力を描いた、シャープでストイックな物語」(Los Angeles Times紙)

中でも、Los Angeles Times紙は英語版の発売前に「この夏読むべきミステリー5冊(2024年)」に選出していました。

著者の王谷さんは、授賞式のインタビューで、作品についてこのようなことを話しています。

王谷晶さん

「この作品の主人公たちも、はっきりとラベリングできない関係と人生を手に入れます。これは何よりも私が読みたかった要素です。同時にこれはバイオレンス満載の物語でもあります。ここにお集まりの皆さんは私と同じく血や殺人や犯罪や、復讐や暴力が大好きな方々だと思います。もちろんフィクションの。私はバイオレンスフィクションの愛好家ほど、よりさらに現実世界の平和を願い行動しなければいけないと思っています」

<STORY>
喧嘩しか取り柄のない新道依子は、ある日、関東有数の暴力団の屋敷に連れてこられ、組長の一人娘である短大生の送り迎えと護衛を命じられる。気の合わない二人の奇妙な同居生活のなかで、依子はこの家に隠された、ある秘密に触れていくーー。

「ババヤガの夜」の日本国内の部数は、3万8000部を突破しています(7月4日現在、単行本・文庫・電子書籍累計)。文庫の価格は748円。kindle版は673円です。

英訳版は「The Night of Baba Yaga」、翻訳はサム・ベット、出版社はFaber&Faberです。翻訳版はイギリス、アメリカ、韓国で発売中。今後はドイツ、イタリア、ブラジルでも出版されます。

(東京バーゲンマニア編集部 穂高茉莉)

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