妻子を愛していながら…忘れられない“中学時代の元カノ”に会いたくて海を渡った47歳男性の悲劇
- オトナンサー |

2024年7月期の“月9”連続ドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系)は、「Snow Man」の目黒蓮さん演じる主人公・夏に“忘れられない元カノ”がいるというストーリーで話題を呼びました。
一生忘れられない元カノ――。甘酸っぱい思い出とともに美化され、年月がたてばたつほどその思いは増していく…なかなか厄介な存在です。忘れられない元カノを引きずり、最近ではSNSでわざわざ探す人もいます。もちろん、男女逆もあります。
私が運営する恋人・夫婦仲相談所にも、「実は夫より元彼の方がずっと好き」と言い切ってしまう妻もいます。結婚とは何ぞや? いつも私は考え込んでしまいます。
3人に1人は「忘れられない元カノ・元カレ」がいる
婚活事業を展開するタメニー(東京都品川区)が、同社運営の婚活パーティーの参加者755人を対象に行った「忘れられない人」に関する調査結果によると、全体の3人に1人が「忘れられない人がいる」と回答しました。
男性の年代別に「忘れられない人がいる」と回答した人を見ると、20代が36.4%、30代 が32.4%、40代が34.8%、50代以上が34.1%で、「20代」の人が、最も忘れられない人が多いという結果となっています。
一方、女性では、20代が28.3%、30代が37.5%、40代が29.0%、50代以上が39.1%という結果に。「30代」と「50代以上」が35%を超えており、「50代以上」に関しては4割近くの人に忘れられない人がいるようです。これは、年月がたてばたつほど美化された思い出への思いが募っていくパターンといえるでしょう。
このデータは婚活をしている人たちのものなので、「過去のあの人と、ああなっていれば今頃…」という思いが強いのかもしれません。既婚者限定で調査をしたら、また違う結果になると思います。
愛する妻がいながら、忘れられない元カノにどうしても会いたいという思いが募り、行動を起こした男性の話を紹介します。
海外で働く元カノに会いに行った47歳の行く末は
康介さん(47歳、仮名)は、7つ年下の妻と2人の子どもと幸せに暮らしています。ある日、ふと中学時代の元カノの恵さん(仮名)を思い出し、Facebookで検索したところ、見事ヒットしました。
恵さんはシンガポールでホテルスタッフをしていました。接客業ということもあるのか、47歳とは思えない若々しさと美しさで、康介さんは中学時代を思い出します。
小学校から2人は一緒でした。6年生のとき、恵さんが康介さんの学校に転校してきたのです。皆の前であいさつをする彼女を見て、康介さんは一目ぼれ。それからずっと好きでしたが、男の子によくある「好きな女の子をからかう」という行動を取っていたため、恵さんは康介さんのことを嫌っていました。しかし康介さんは、なるべく一緒にいたいと思い、恵さんと同じ塾に入ります。
生徒が10人足らずの個人塾で、行き帰りの時間などを一緒に過ごすうちに2人の時間が増えていきました。そこで徐々に距離を縮めて仲良くなり、とうとう告白。恵さんもOKし、交際がスタート。初キスも経験しました。
2人は同じ高校に行こうと受験に向けて頑張ります。しかし、結果は恵さんだけが合格。進学後も数カ月間は交際が続きましたが、恵さんから「高校の同級生を好きになった」と告げられ、2人の関係はあっけなく終わりました。頬を紅潮させて早口で話す康介さん。ここまでは、よくある“青春の初恋”というイメージでした。
Facebookには、ホテルスタッフとして生き生きと働く様子や、シンガポール滞在を楽しむ日々が投稿されていて、彼女がとても輝いて見えました。そして、過去の甘酸っぱい思い出と相まって、康介さんはいてもたってもいられなくなります。「友達申請」をし、メッセージのやりとりを開始。恵さんも懐かしがって「今度帰国したらぜひ飲みに行こう」というよくある約束を交わしました。
しかし、妄想が募り過ぎた康介さんは「すぐに会いたい」と興奮。「そうだ! 自分がシンガポールに行けばいいのだ!」と考えます。ちょうどその頃、中国出張の話が出ていました。それに乗じて、妻には内緒で帰国を2日延ばし、シンガポールへ行く計画を立てます。
恵さんに「シンガポールへ出張に行くので、あなたの働くホテルに泊まる。その日に一緒に食事しないか」と誘うと、OKの返事が! ワクワクドキドキしながらその日を迎えてみると、恵さんは写真の通り……とはいかず、シワが増え、肌のたるみが目立っていたといいます。
その上、海外在住で独身、役職に就いていることも影響しているのか、中学時代とは打って変わって気の強い、上から目線の人になっていました。「海外で自立した女性はこんな強くなるのかなあ」とガッカリした康介さん。「会わなければよかった」と激しく後悔したそうです。
忘れられない元カノ、元カレは自分の脳の中にしかいません。現実に会って、いいことなんてほとんどないのです。きれいな“アオハルメモリアル”として残しておいた方がロマンチックです。
ちなみに、私も35年以上会っていない小学校の同級生の男子に再会したとき、まったく分かりませんでした(相手も分からなかったかも)。「誰やねん?」と思いながらの不思議な握手……。
既婚者の皆さん、安易な気持ちで元恋人に会おうとしないことをおすすめします。
「恋人・夫婦仲相談所」所長 三松真由美
実は損している?
ニュースを読んでポイントが貯まるサービスがあるのを知っていますか?ポイントサイトのECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。(※ECナビはPeXの姉妹サイトです。)今日読んだニュースが実はお小遣いになるとしたら、ちょっと嬉しいですよね。
ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなど多数あるので、好きな貯め方でOK!無料で登録できてすぐに利用できます。貯まったポイントはPeXを通じて現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。
運営実績も15年以上!700万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか?
簡単無料登録はこちらYOUの気持ち聞かせてよ!
いいね | ![]() |
|
---|---|---|
ムカムカ | ![]() |
|
悲しい | ![]() |
|
ふ〜ん | ![]() |
