英語の絵本はまだ早すぎ? 子どもが興味を持たないときにすべき簡単な工夫
- マイナビウーマン |
おすすめの英語絵本を買ってきたのに、子どもが全然興味を持ってくれない……! そんな時はどうしたらいいのでしょう……?
0歳から天才を育てる乳幼児親子教室「輝きベビーアカデミー」代表の伊藤美佳先生による、書籍『モンテッソーリ式 英語が好きな子の育て方』(日本実業出版社)。本書ではモンテッソーリ教育(子どもの好奇心に沿った遊びを通じて、集中力や自立心を育てる)の考えをベースに、子どもの「英語を好きな気持ち」を育む方法を紹介しています。
今回は、「見るだけ」「聞くだけ」読み聞かせのコツ①をお届けします。
英語の絵本と日本語の絵本を区別なくまぜて置いておく
※画像はイメージです
絵本がおすすめとはいえ、子どもが興味を持ってくれなければ意味がありませんよね。どうしたら子どもが絵本に興味を持ってくれるのでしょうか。
モンテッソーリ教育では、子どもが自然といろいろなことに興味を持ち、自ら学びを深めていける環境づくりを重視しています。それを「環境設定」と呼びます。ここではその「環境設定」の手法を使いながら、子どもが自然と興味を持ってくれる仕組みをお伝えします。
まず、大切なのは絵本の「置き方」です。
英語の絵本と日本語の絵本を分けて置こうとするのは、実は大人目線の考え方です。子どもは日本語か英語かは関係なく絵本を選びます。
むしろ、英語の絵本と日本語の絵本をまぜて置いておくことで、子どもはごく当たり前に英語に触れ続けることができます。
これが、英語を特別視しないということにつながります。
英語の絵本だけでなく日本語の絵本も読んであげたい場合や、まだ子どもが英語について興味が薄いように感じるときは、日本語の絵本を3冊読んだら、1冊は英語の絵本にするなど、ルールを決めておくと習慣化しやすいでしょう。
もちろん、決して無理強いはしません。子どもは気に入った絵本は何度も読んで欲しがりますから、お気に入りを繰り返す合間に「今度はこっちにしよう」などと誘い、お子さんが嫌がらなければ英語の絵本を一緒に読みます。
POINT
子どもが英語の本を選んだら読んであげる
著者・伊藤美佳先生と娘・聖夏さんに聞いた
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