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子どもの「味覚」いつ、完成する? 感性を育てる方法とは 管理栄養士が解説

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子どもの「味覚」を豊かにする方法とは?
子どもの「味覚」を豊かにする方法とは?

 子どもの味覚は、何歳で形成されるものなのでしょうか。「最近味の濃いものばかり食べたがる……」「栄養をとってほしいのに、好き嫌いで食べてもらえない」など、そんな子どもの味覚にちょっと心配を感じているママ・パパに向けて、管理栄養士・上級食育アドバイザーの板垣好恵さんに、味覚作りについて聞きました。

10歳前後で大人に近いレベルに

Q.子どもの味覚がつくられるのはいつ頃なのでしょうか。

板垣さん「味覚は3歳頃までに急速に発達し、5~6歳で基本の味をほぼ理解、10歳前後で大人に近いレベルまで整います。

この時期に素材そのものの味を体験しておくことが、その後の食の好みを豊かにする土台となります。子どもの味覚は経験を通じて育つものです。小さい頃は甘味やうま味を好み、苦味や酸味は苦手に感じやすいですが、繰り返し体験することで徐々に受け入れられるようになります。

また、味覚は生まれつきだけではなく、日々の食卓で形づくられるものです。例えば同じ野菜でも、生・ゆでる・焼くといった調理方法で味わいが変わることを知る体験が、子どもの味覚を広げる大切なきっかけになります」

Q.では、10歳頃からできる、繊細な味覚形成を促すための食育方法はあるのでしょうか。

板垣さん「味覚は10歳頃までに大人に近いレベルに整うといわれています。この時期は食材の違いや調理法による味わいを理解できるようになる大切なタイミングです。家庭でのちょっとした工夫が、繊細で豊かな味覚を育てるきっかけになります。

第1に『だしの味を感じる』ようにさせましょう。カツオや昆布のだしを味わい、『うま味』を体験させましょう。甘味・塩味・酸味・苦味に加えて感じられる『うま味』は、味覚を豊かにする大切な要素です。シンプルなだし汁を飲み比べると、素材ごとの微妙な風味の違いに気づき、味覚の感性がぐんと育ちます。

次に『旬の食材を味わう』ようにさせましょう。旬の食材は香りや甘みが豊かで、素材本来の魅力を実感しやすい時期です。春はイチゴ、夏はトマト、秋はサツマイモ、冬はダイコンなど、季節ごとに取り入れることで『自然な甘さ』や『旬のおいしさ』に気づき、食材の知識も広がります。

『味比べの体験』も重要です。同じ食材でも品種や産地で味は異なります。例えば塩の種類を比べたり、ミニトマトを食べ比べたり、牛乳の産地を飲み比べたり。違いを感じ取ることで、子どもは発見の楽しさを知り、味覚の引き出しがぐんと広がります。

『薄味習慣も意識』させましょう。濃い味に慣れると素材の風味を感じにくくなります。野菜スティックにみそやヨーグルトソースを添えるなど、控えめな味付けで素材そのものの味を味わう工夫をしましょう。『素材の甘さっておいしいね』と感じられることが、繊細な味覚を守ります。

最後に『食事を言葉にする』こともしましょう。『このニンジン甘いね』『レタスがシャキシャキしてるね』『ピーマンは少し苦いけど爽やかだね』など、味や食感を言葉にしてみましょう。表現することで味覚への気づきが深まり、感性も豊かに育ちます。家族で会話をしながら食べることが、子どもの味覚を育てる機会になります」

オトナンサー編集部

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