「撮影機材は軽いに越したことはない」 キヤノン新型フルサイズ「EOS R8 Mark II」、手ブレ補正を新搭載し10月末発売
- 乗りものニュース |

550g足らずのボディーに5軸手ブレ補正を搭載
キヤノンは2026年9月16日、フルサイズミラーレスカメラの新製品「EOS R8 Mark II」を発表しました。2023年4月に発売された「EOS R8」の、小型・軽量というコンセプトを受け継ぎつつデザインを刷新。ボディー内手ブレ補正機構やマルチコントローラーなどを新たに搭載しています。
フルサイズミラーレスカメラの新製品「EOS R8 Mark II」(乗りものニュース編集部撮影)
EOS R8 Mark IIの外観は、従来のEOSシリーズに見られた曲面基調から、直線と円弧を軸とするシンプルでモダンなデザインに。これは、カメラを単なる撮影機材ではなく、自己表現やライフスタイルの一部と捉える新しい世代の価値観に応えるためのアプローチだといいます。
同日、東京都内で開催された発表会で製品担当者は、ボディーについて「塊の中から削り出したような」造形を意識したと説明しました。直線的な外観ながらグリップ部分には曲面が設けられ、握りやすさにも配慮されています。
本体サイズは約131.4mm×79.7mm×90.0mm、バッテリーとカードを含む質量は約546gです。ズームレンズ「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」を装着した場合でも全体で約941gに収まります。「とにかく軽くて便利。撮影機材は軽いに越したことはない」と担当者は話しました。
撮像素子には有効最大約2420万画素のフルサイズCMOSセンサーを採用し、映像エンジン「DIGIC X」を搭載。静止画では常用最高ISO102400に対応します。
EOS R8にはなかったボディー内5軸手ブレ補正機構も新たに搭載しました。対応するRFレンズの光学式手ブレ補正機構との協調制御により、中央最大7.5段、周辺最大7.0段の補正効果を実現しています。
さらに、上位モデルにも採用されるマルチコントローラーを装備し、ファインダーをのぞいたままAFフレームを移動可能。電子シャッターではAF/AE追従で最高約40コマ/秒の連続撮影に対応するほか、シャッターを切ったタイミングから最大20コマ、約0.5秒さかのぼって記録する「プリ連続撮影」も備えます。
フィルム調の新色表現や4K/60P動画にも対応
撮影表現に関する機能も拡充されました。静止画・動画で利用できる「カラーフィルター」には、新たにフィルム調の「NegativeFilmtone」と「PositiveFilmtone」が追加され、全16種類に。効果量は0~100%の11段階で調整できます。
右がEOSシリーズ初号機「EOS 650」。グリップ装着時の正面シルエットは、このデザインにヒントを得たという(乗りものニュース編集部撮影)
また、EOSシリーズのフルサイズカメラとして初めて「アドバンスA+」と「クリエイティブ ブラケット」を搭載。手持ち夜景モードにはBlue、Black&Orange、Pink、Greenの4種類のカラー設定も追加されています。
動画では、クロップなしの6Kオーバーサンプリングによる4K/60P撮影や、フルHD/180Pのハイフレームレート撮影に対応。「Canon Log 3」や「カスタムピクチャー」も利用でき、静止画だけでなく動画制作にも対応する仕様としています。
EOS R8 Mark IIの発売日は2026年10月29日です。
同日には、エクステンショングリップ「EG-E2」、スピードライト「EL-5(Ver.2)」、トライポッドグリップ「HG-1000TBR」などのアクセサリーも発売されます。特にEG-E2を装着した際の正面シルエットは、1987年に発売されたEOSシリーズ初号機「EOS 650」の斜めにカットされたデザインにヒントを得たとのこと。EL-5(Ver.2)は従来モデルと比較し、ワイヤレス通信可能距離が約30mから約50mへ拡大されたほか、HG-1000TBRにはワイヤレスリモートコントローラー「BR-E2」が付属します。
EOS R8 Mark IIの価格はオープン価格です。キヤノンオンラインショップでの販売予定価格(税込み)は、ボディーが27万5000円、RF24-105 IS STMレンズキットが32万4500円、RF45 F1.2 STMレンズキットが31万7900円。EG-E2は1万4850円、EL-5(Ver.2)は6万6000円、HG-1000TBRは1万2100円です。
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