女性2,000名に月経時の対策を調査! 低用量ピルの利用率が最も高い年代は?
- マイナビウーマン |
美容や健康にまつわる情報を発信する「Kirei Style(キレイスタイル)」の運用を行うビズキは、全国の女性2,000人を対象に生理に関するアンケートを実施し、年代別等の特徴についてまとめました。
■全体
全国の20代〜50代の女性を対象に、「整理による症状を解消するためにどのような対策を行っていますか?」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「とにかく安静にする」で22.9%となりました。次いで、「鎮痛剤を飲む」が21.8%、「お風呂にゆっくり浸かる」が14.1%で続く結果となりました。
一方、生理による症状を感じていながらも「何もしていない」という人は11.5%いることがわかりました。
■年代別
年代別に見ると、多くの項目において30代・40代の方の回答率が高くなる結果となりました。何度も生理を経験するうちに、自身に合った対処法を理解しているということなのかもしれません。
「低用量ピルを服用する」という人は20代が最も多く、9.4%が利用しているということがわかりましたが、30代と40代は4.6%、50代に至っては0.8%しか利用していないということが明らかになりました。
つまり、年齢と低用量ピルの利用率は反比例の関係にあることがわかります。
20代で回答率が最多となったのは、メディアやSNSを通じた情報発信、オンライン診療の規制緩和などにより、スマホなどを使って気軽に相談や処方を受けられるようになったことが影響している可能性がうかがえます。
低用量ピルを服用することで、月経痛や生理不順、PMSなど月経トラブルを軽減させる効果があるため、生活の質を向上させる手段の一つとして選択されているようです。
■子どもの有無
子どもの有無で見ると、「とにかく安静にする」「鎮痛剤を飲む」「ナプキンをこまめに替える」などの項目で差がつき、「子どもなし」の回答率が上回る結果となりました。
子どもがいない場合、比較的自分の時間を確保しやすく、生理中の体のケアに時間をかけやすい傾向があるのかもしれません。また、鎮痛剤に関しては、授乳中の方などは子どもの体への影響に配慮し、服用を控えている可能性がうかがえました。
症状を感じていながらも「何もしていない」という人は「子どもあり」が上回る結果となり、自身の体と向き合うよりも、子育てや家族の予定を優先している人が多いことが推察されました。
生理による症状は個人差が大きく、一人ひとりに適した対処法が異なるため、定期的に自身の体と向き合う時間を作ってみてはいかがでしょう。症状が重い場合や不安がある場合は我慢せず、医療機関を受診することも大切です。
「キレイスタイル」では、健康や美容にまつわる情報を発信。日々の悩みを解決したい人や、より美容を楽しみたいという人は、この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
■調査概要
対象者:20歳〜59歳の女性
サンプル数:2,000人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2024年10月16日
出典元:https://kireistyle-woman.com/
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