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東京の「わずか800mの鉄道新線」着工に向けた動きが本格化 羽田空港アクセス改善なるか

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シールドトンネルの概略設計や測量調査、地質調査を実施

 東急多摩川線の矢口渡駅付近から京急線の京急蒲田駅付近までの0.8kmをつなぐ新線「新空港線」の着工に向けた動きが本格化します。整備主体となる第三セクター「羽田エアポートライン」は、シールドトンネルの概略設計や環境影響評価業務、測量調査、地質調査を委託する事業者を決定しました。

Large figure1 gallery3東急東横線の車両(画像:写真AC)

 羽田エアポートラインは、東京都大田区と東急電鉄が共同で出資し、設立した第三セクターです。

 新空港線の開業後、東急多摩川線の蒲田駅は地下化され、東急東横線や東京メトロ副都心線方面から直通電車が京急蒲田駅まで走る見込みです。副都心線は東武東上線や西武池袋線と相互直通運転を行っているため、それらの沿線から羽田空港までのアクセスも向上します。

 羽田エアポートラインは2025年12月、新空港線のシールドトンネルの概略設計を委託する事業者をパシフィックコンサルタンツに決定。京急蒲田駅付近の概略設計および環境影響評価業務については、復建エンジニヤリングに決定しました。また2026年1月に入り、新空港線の測量調査を委託する事業者を協立コンサルタンツに、地質調査は基礎地盤コンサルタンツに決定しています。

 新空港線の運行開始時期は令和20年代前半を予定。運行頻度は朝の最混雑時間帯が毎時20本、その他時間帯は毎時10本程度となる見込みです。東横線への乗り入れは全列車ではなく、一部列車のみとなります。

 車両は既存の多摩川線・池上線で使用されている3両編成のほか、東横線に乗り入れる列車に関しては8両編成となります。これに伴い、東急多摩川線多摩川駅と下丸子駅のホームは、8両編成に対応させる工事が行われます。

 なお、矢口渡~京急蒲田間は第一期整備区間となり、京急蒲田から大鳥居までの第二期整備区間も検討されていますが、現時点では第二期整備区間の実現の目途は立っていません。

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