【漫画】娘が知らない子に突き飛ばされ…話に夢中で何もしない親に思うこと　「似た経験あります」

　子ども同士のやりとりを見て感じたことを描いた漫画「子育て支援センターでのできごと。」がSNS上で話題となっています。子育て支援センターに出掛けた、1歳の娘と母親。そこで、娘が遊び場に入ろうとすると、先に遊んでいた女の子が…という内容で、「嫌な思いをしましたね」「私も似た経験があります」「私も気を付けようと思います」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

トラブルの感覚はないものの…

　この漫画を描いたのは、育児休業中の会社員まんぼ（ペンネーム）さんです。インスタグラムで育児漫画などを発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

まんぼさん「産前休暇に入り、出産レポをインスタグラムで読み始め、自分でも描いてみたいと思って描き始めました。イラストを描くのは以前から好きでした」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

まんぼさん「普段あったことや思ったことを描いているので、今回も日常の出来事として描いてみました。フォロワーさんも育児中の方ばかりなので、皆さんはどう感じるのか？と聞きたいという思いもありました」

Q.子育て支援センターでのトラブルは、よくあるのですか。

まんぼさん「たまに、小さなもめ事のようなことはあります。おもちゃを貸したくなくて『嫌だ！』と言う子もいますし、娘が他の子の邪魔をしにいってしまうこともあります。不特定多数の小さい子たちが集まるので、それは当たり前だと思っています。

近くに保護者の方がいて、お互いに『すみませんー』と言い合い、それぞれ子どもたちに『仲良く遊ぼうね』『順番だよ』と言って終わることがほとんどです。今回のエピソードも特にトラブルという感覚ではないです。よくある、子ども同士の出来事の一つだと思っています」

Q.突き飛ばされたとき、娘さんはどんな反応だったのでしょうか。

まんぼさん「娘は状況をあまり理解できていなかったので、ポカーンとしていました。私は腹が立つことはなかったのですが、相手の子が手を出してしまうことに対しては、大人として『ダメだよ』と伝えないといけないなと思いました。そして、子どもに対してより、『なぜ、親が近くにいないのだろう？』と思いました」

Q.センター内が混んでいて、職員などの人目が届かなかったのでしょうか。

まんぼさん「いつも通りの混み方でした。この子育て支援センターは割と広いので、皆、分散して過ごしています。この遊び場は人気エリアですが、この日はたまたま空いていました。職員さんはいましたが、いつも見回っているわけではないので気付いていないと思います」

Q.もし、自分が反対の立場（娘が突き飛ばした）だったら、どのような対応をすると思いますか。

まんぼさん「まず、相手の子、親に謝ります。自分の子どもに対しては、手を出してはいけないこと、一緒に仲良く遊ぶことを伝えます」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

まんぼさん「同じような経験をされた方がいらっしゃることが分かりました。また、そういうときに近くに親がいて、『すみません』と言い合えばすぐ終わることもあるけれど、ママ友と夢中になって話をしてしまう人がいてモヤモヤすることもある、という方も結構いらっしゃいました。おしゃべりに夢中になりすぎないよう、自分自身、気を付けようと思いますと言ってくださる方もいて、投稿してよかったです」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

まんぼさん「大それたことはないのですが、日々の娘との時間を思い出に描いていければいいなと思っています」

オトナンサー編集部

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