「あっまーーーい!!」口の中でとろける出来たて豆腐がいただける【越生こだわりとうふ藤屋】のお豆腐作り教室に参加してみた
- マイナビウーマン |
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「豆腐ってどんなふうにつくられるんだろう?」と、あるときつぶやいた小3の息子。「大豆は黄色っぽいのに、なぜ豆腐は白なの?」という疑問も浮上したようです。ネットで調べれば答えはすぐに出てきそうですが、どうせなら実体験の中で学んでほしいと思い、【越生こだわりとうふ藤屋】のお豆腐作り教室に家族3人で参加してみました!
創業90年超えの老舗【越生こだわりとうふ藤屋】が教えるお豆腐作り教室
埼玉県入間郡越生町(おごせまち)の山間にて、昭和8年から4代にわたって豆腐をつくり続ける、創業90年超えの老舗豆腐店が【越生こだわりとうふ藤屋】です。
全国各地から厳選した大豆と、伊豆大島産の伝統的なにがりを使って一丁一丁手づくりする豆腐は、大豆本来の濃厚な旨味が特徴。その豆腐を使ってつくる「こだわり生揚げ」や、季節ごとのフルーツを使った「お豆腐のレアチーズ」も大人気で、そのおいしさを求め、遠方からわざわざ来店するお客さんも多いんですよ。
今回我が家が参加したのは、【越生こだわりとうふ藤屋】が土日限定で開催している「お豆腐作り教室」。豆乳とにがりだけで簡単につくれ、自分でつくった出来たての豆腐をその場で食べられます。体験は30分程度。参加するには事前予約が必要です。
越生こだわりとうふ藤屋 お豆腐作り教室 基本DATA
■所在地:埼玉県入間郡越生町成瀬870
■TEL:049-292-3149
■開催日時:土日限定
■予約:必要(公式HPのお問い合わせフォームまたはお電話にて)
■料⾦:5名まで1回5,000円(以後1名増えるごとに+1,000円)
■アクセス:
[電車の場合]
◎東武東上線「越生駅」から徒歩20分/または「越生駅」発の川越バスに乗車し、「黒岩」バス停にて下車し、徒歩10分
[車の場合]
◎関越道「鶴ヶ島IC」より20分
◎関越道「坂戸西スマートIC」より15分
◎圏央道「圏央鶴ヶ島IC」より15分
■駐⾞場:あり
■トイレ:あり
■⾷事:軽食あり
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※以上情報は変更がある場合がありますので、詳しくは公式HP等でご確認ください。
いざ「お豆腐作り教室」へ! 鍋に入れて放置するだけの手軽さが嬉しい
冬晴れの12月某日、車で【越生こだわりとうふ藤屋】を目指した我が家。高速道路を降りて越生町に入ると、冬の澄んだ空気の中に山の稜線がくっきりと浮かび上がり、とても美しいパノラマ風景が広がっていました。
お豆腐作り教室の会場は、店舗すぐ隣にあるお休み処。
靴を脱いでくつろげ、まるで親戚のうちに遊びに来たような居心地の良さです。豆腐づくりを教えてくれるのは、4代目店主の武藤利博さん。「厳しい店主だったらどうしよう?」と密かに心配していましたが、温厚篤実な人柄にホッと一安心です(笑)。
教室は、「豆腐がなぜ固まるのか?」を学ぶところから始まります。筆者も今回初めて知ったのですが、豆腐が固まるのは「大豆たんぱく」と「にがり(塩化マグネシウム)」が結合する“化学反応”によるものだそう。豆腐づくりは、まるで理科の実験なんですね。
ということで、そんな豆腐づくりのカギとなる「にがり」を味見してみることに。
手の甲に出してもらった一滴をペロッと舐めてみると……
その名前の通り「苦み」は強烈! しばらく口の中に居座る激しい苦みに、しかめっ面で対峙する息子でした(笑)。
さて大豆から豆腐をつくろうとすると、大豆を水に一晩浸してふやかし、煮て、すりつぶして……と大変な作業となります。自宅では気軽にはつくれませんよね。
そこで武藤さんが考案したのが、「豆乳」から手軽に豆腐をつくる方法。自宅でも出来たての豆腐のおいしさを味わってほしい、また夕飯の一品として豆腐を気軽につくって食べてもらいたいという思いから考案したんですって。
武藤さんの考案した「豆乳からつくる手づくり豆腐」のつくり方は、とっても簡単!
まずは、チャックつきポリ袋に冷たい豆乳と適量のにがりを入れます。温かい豆乳ににがりを加えると、たちまち固まり始めてボソボソと分離しやすいため、あえて冷たい豆乳を使うのだそうです。これが滑らかなくちどけになる秘策。
ポリ袋のチャックを閉め、豆乳とにがりが混ざるようにシャカシャカとよく振ります。混ぜ終わったらポリ袋の空気を抜いて、再びしっかりチャックを閉めます。
あとは沸騰させた鍋にポリ袋を入れて火を止め、蓋をして20分間放置するだけ! 拍子抜けしちゃうほど簡単ですよね。
豆腐が出来上がるまでの間、用意された資料をもとに「大豆から豆腐ができるまで」の工程を教えてもらいます。
豆腐づくりで特に大変なのは、豆乳を絞るまでの工程だそう。今回はすでに出来上がった豆乳を使ってつくったので、超ラクチンというわけです。
質問タイムもあったので、「大豆は淡い黄色なのに、豆腐はなぜ白なのか」という息子の疑問をぶつけてみました。実は大豆は、「皮」を取ると中身はもっと白いとのこと。大豆をすりつぶして加工する段階で皮がはがれるため、白くなるのでは?ということでした。確かにスープなどに入れた大豆の皮がはがれると、中は白っぽい色をしていますよね。
そのほか「木綿豆腐と絹豆腐の違いは?」「豆腐屋さんって朝何時に起きるの?」など、豆腐にまつわる素朴な疑問あれこれも聞いてみました。どんな質問にも真摯に答えてくださった武藤さんに感謝です。
出来たて豆腐のお味は? 親子でワクワクの試食タイム
さて鍋に入れてから20分経過したので、ポリ袋を取り出してみました。本当に固まっているのかしら? ドキドキしながら袋を開けると……
ちゃんと固まっていました! お皿に移してみると、とろんぷるんな見た目がとってもおいしそうです。
いただきまーす、パクッ!
舌にのせるとなめらかに溶けて、口いっぱいに広がる大豆の甘み。「豆腐がこんなに甘いとは……!」と親子ですっかり驚いてしまいました。しかもこんなに簡単なら、夕飯の一品として気軽につくれますよね。
難しいテクニックなしで簡単にできちゃう今回の手づくり豆腐ですが、にがりの量が重要なポイントになります。武藤さんが失敗例も用意してくださいました。
写真奥から、にがりの量が「少なすぎる豆腐」「多すぎる豆腐」「適量の豆腐」。にがりの量が少ないと豆腐は固まらずにユルユルになり、逆に多すぎると豆乳が分離したり苦みやえぐみを感じたりします。3つの違いを食べて体感できたのも面白かったですよ。
まとめ
ちょうど小3の国語の教科書で「すがたをかえる大豆」という話が出てきて、豆腐づくりに興味を持っていた息子。目をキラキラさせながら豆腐づくりに参加する姿を見て、豆腐に興味を持ったベストタイミングで体験できたことに嬉しくなりました。堅苦しい教室ではなく、くつろげるお休み処でアットホームな雰囲気で楽しめたのも良かったのかな。
そして何より感動的だったのは、あまりに簡単なのにおいしすぎる、豆乳からつくる手づくり豆腐。
「甘いね!」「おいしいね!」と味見が止まらないほど、家族で感激してしまいました。「出来たての豆腐は、しっかり豆の味がする」と聞いたことがありましたが、まさにその通り。選び抜かれた国産大豆を使用しているから、旨みやコクも格別なんでしょうね。
市販の豆乳とにがりを用意すれば自宅でも手軽にできる手づくり豆腐ですが、ぜひ皆さんもお子さんといっしょに【越生こだわりとうふ藤屋】のお豆腐作り教室に参加し、その絶品豆腐を味わっていただきたいです。
(文・撮影:あゆーや/アソンデミエータ)
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