うどんVSそば 健康に良いのはどっち? 管理栄養士に聞いて分かった“摂取のメリット”
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寒い日に温かいうどんやそばを食べる人は多いと思います。野菜や肉などを加えることで、摂取できる栄養素を増やすことができます。うどんとそばとでは、どちらの方が健康に良い食べ物なのでしょうか。管理栄養士の桜井このさんに教えていただきました。
糖質やカロリーはうどんの方が少ない
Q.うどんとそばの栄養素の違いについて、教えてください。例えば糖質やカロリーはどちらの方が少ないのでしょうか。
桜井さん「糖質やカロリーはそばよりもうどんの方が少ないです。また、うどんには炭水化物のほかにセレンやクロム、モリブデンなどのミネラル分も含まれています。セレンは魚介類などにも多く含まれているミネラルですが、疾病予防や抗酸化作用に効果があるといわれています。クロムは糖質や脂質の代謝を助けるほか、モリブデンは疲労回復やデトックス効果が期待できます。
ただ、そばは十割そばや二八そばなど、そば粉と小麦粉の配合を変えて提供されるものも多いため、そば粉の割合によって糖質やカロリーが変わってくると思います。そば粉にはうどんよりも食物繊維やアミノ酸、ミネラルなどが多く含まれているのは間違いありません。また、そばの実にしか含まれない栄養素としては、ルチンやポリフェノールなどがあります」
Q.では、うどんとそばを比べた場合、どちらの方がより健康に良い食べ物と言えるのでしょうか。
桜井さん「何をもって『健康に良い』と判断するかによって意見は分かれると思いますが、やはり『糖質やカロリーが少ない』『消化に良い』という特徴を一番のメリットと考えるのなら、うどんが良いのかもしれませんね。体調が悪く、なかなか食事ができないときにも良い食べ物だと思います。
一方、血糖値が上がりにくいという意味ではそばの方が優秀です。例えばそば粉100%のそばは、食後の血糖値が上がりにくい『低GI食品』といわれています。コレステロール値や血圧の低下、代謝アップなどが期待できるビタミンB群やミネラルなどを多く含んでいることから、栄養素をしっかり摂取したい人にとってはそばの方が優秀と言えるかもしれません。
そばに含まれるビタミン類は、ゆで汁に流出してしまうものもありますが、そば湯を飲むことで水溶性の栄養素も摂取できるというメリットもあります」
* * *
うどんとそばのどちらが健康的なのかは、一概には言えないということです。ただ、糖質やカロリーが気になるのであればうどん、食物繊維やビタミンB群などの栄養素をしっかり摂取したいのであれば、そばを食べるとよいことが分かりました。状況に応じて、食べ分けてみてはいかがでしょうか。
オトナンサー編集部
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