気分がなかなか晴れない もしかしてうつ病? 心理カウンセラーに聞くNG行為&対処法
- オトナンサー |
1月が間もなく終わりますが、気分が沈んだまま新年を迎えた人の中には、いまだに気分が晴れない人もいるようです。この場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。また、この状態を放置した場合、どのようなリスクが生じる可能性があるのでしょうか。気分が晴れないときのNG行為や対処法などについて、心理カウンセラーの平井綾乃さんに聞きました。
業務時に「最初から飛ばす」のはNG
Q.新しい年を迎えても、なぜか気分が晴れないことがあります。この場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。
平井さん「いくつか原因が考えられます。例えば、新年はおめでたいものですが『旧年の喪失』という意味では実は悲しいものです。
昔から人々は大みそかに寺で除夜の鐘を聞いて、年が明けると初詣に出かけますが、これは寺で一年に感謝してお別れし、新年に邪気を払って新しい一年が良い年になるようにお願いしています。これらの行事は『区切りをつける』という意味では理にかなっていると言えるでしょう。
また、年が変わっても『去年の積み重ね』がそのままリセットされるわけではありませんよね。例えば昨年にストレスが過剰にかかる状況が続いていたり、悩みごとなどがあったりした場合、それらは新年に持ち越すこともあります。新年も大変な状況が続くと思うと、げんなりする人もいるでしょう。
あとは、季節性のうつである『冬季うつ病』の可能性があると思います。最近は寒くなる季節が後ろ倒しになっている影響か、寒さが本格化する『正月明け』に冬季うつ病を発症する人もいますよ」
Q.1月中に気分がなかなか晴れない場合、どのように対処すればよいのでしょうか。有効な取り組みについて、教えてください。
平井さん「1月に限ったことではありませんが、仕事や学業など日中やらなければならないことへの対処について言えば、気分が晴れないときや気分が乗らないときは『最初から飛ばしすぎない』ことが大切です。例えば、なるべく頭を使わなくてもよい単純作業から取り組みましょう。
仕事ならば、例えばデスク周辺の整理から始めてもよいかもしれませんし、メールを返信する場合も返しやすいものから返し、考えなくてはいけないものは一度後回しにしましょう。学業の場合、ノートを読み返して復習するのも良いですね。新しい問題集にいきなり手を付けるのは、お勧めできません」
Q.年が変わっても気分がなかなか晴れない場合、うつ病の可能性はあるのでしょうか。またこうした状態を放置した場合、どのようなリスクが生じる可能性があるのでしょうか。対処法はありますか。
平井さん「気分が晴れない状態によって『日常生活に支障が生じている状況』が続いている、あるいは睡眠や食欲など『心身に何らかの症状が出ている』という場合はうつ病の可能性もあると思います。
症状が出ている状態で放置するとイライラや不安が積み重なってしまい、ミスが増えたり人に当たってしまったりするなど、社会生活に影響が出てしまう恐れがあります。このような状態が2週間以上続くようであれば、カウンセラーや産業医、精神科医などの専門家を頼ることをお勧めします」
オトナンサー編集部
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