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「うつぶせ寝」「横向き寝」で歯並び悪くなる、情報は本当?

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  • 2021年04月16日
寝るときの姿勢も歯並びに関係?
寝るときの姿勢も歯並びに関係?

「歯並び」が悪くなるのは遺伝などの先天的な要因と、顎の発育不良や虫歯、歯周病などの後天的な要因の大きく2つの要因があるそうです。しかし、ネット上には「うつぶせ寝や横向き寝で歯並びが悪くなることがある」という情報もあります。寝るときの姿勢によって、歯並びが悪くなるというのは本当でしょうか。歯科医師の中村貢治さんに聞きました。

長期では影響する可能性も

Q.歯は歯茎にしっかりと「固定」されており、簡単には動かないと思いますが、そもそも、歯の構造はどのようになっているのでしょうか。

中村さん「歯は歯茎に固定されているわけではありません。歯茎に覆われた骨(顎骨)と歯の間には『歯根膜腔(しこんまくくう)』という隙間が存在し、歯はその隙間に植わっているというのが正しい表現です」

Q.ではなぜ、矯正治療で歯が動くのでしょうか。

中村さん「先述したように歯は固定されているわけではないので、歯に強い力をかけると、少しずつですが移動します。すると、移動した先の部分の隙間が狭くなりますが、その部分の骨を溶かして歯根膜腔に吸収することで元通りの隙間に戻ります。そして、隙間が大きくなった部分の方には新たに骨を作る作用が働き、こちらも元通りの隙間に戻ります。そのため、矯正では歯を動かし、さらに動かした歯を最終的に動かないようにすることが可能なのです」

Q.寝るときの姿勢で、歯並びが悪くなるというのは本当でしょうか。

中村さん「寝るときの姿勢が歯並びに影響するというのは、完全に間違いとはいえませんが、『直接影響する可能性はゼロとはいえない』程度でしょう。短期間であれば、歯並びに影響はありません。長期間で見ると可能性としてはあり得ます。

例えば、手を添えた横向き寝を毎日10時間近く、何年も続けていたら、歯並びに影響する可能性はあります。うつぶせ寝の場合も同様です。ただし、時々寝返りを打ったり、姿勢を変えたりしていれば問題はないと考えられます」

Q.では、手を添えた横向き寝や、うつぶせの姿勢で寝るのは避けた方がよいのでしょうか。

中村さん「横向きやうつぶせの姿勢は口呼吸を助長することもあるので、改善した方がよいかもしれません。ただ、横向きやうつぶせで寝る習慣がある人はすぐにその習慣を変えるのは難しいと思います。そこで、まずは長時間、同じ姿勢で寝ないように工夫しましょう。

例えば、正しく寝返りを打てるように自分に合った高さの枕に見直したり、あおむけで寝るように心掛けたりすることです。枕は少し硬めで、高さは横向きに寝たとき、顔と胸の中心線が真っすぐになり、布団と平行になるものがよいとされています」

Q.歯並びが悪くなる要因としては、ほかに何があるのでしょうか。

中村さん「先ほどの話に関連しますが、口呼吸は前歯の歯並びに影響を与えやすいです。前歯が前に出てくる弊害を起こす可能性があります。そうした観点からも、横向き寝やうつぶせ寝は改善した方がよいと考えられます」

オトナンサー編集部

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