推し活の平均額は年12万円。1回で800万円の回答も…「公式グッズ」は後悔もしやすい？

無料FP相談サービス「マネードクター」を運営するＦＰパートナーは、現在推し活をしている20～59歳の男女を対象に実施した「推し活に関する意識調査」の結果を発表しました。

推し活に使用する金額の平均は1年で約12万円！

推している対象（人・キャラクター）の人数を聞くと、最も多い回答は「1人」（483名）でした。以下、「2人」（244名）、「3人」（206名）と続き、推しが少人数の層が多い傾向にあります。

推し活に費やす年間の平均金額は12万841円でした。男女別に見ると、男性の平均が12万4,938円、女性の平均が11万6,550円でした。

自身が推しのために使用することができる年間の上限金額は、全体で「年間18万6,479円」という結果になりました。男女別に見ると、男性平均が「年間22万6,489円」、女性平均が「年間14万6,133円」で、男性の方が8万円高いという結果になっています。

現在推し活をしている人に、推しへの投資額に対して得られている幸福のほうが大きい（求めている価値に対して黒字である）と感じるか聞くと、92.9％が「幸福のほうが大きいと感じる」「どちらかといえば大きいと感じる」と答えました。

推し活で「よかった」と思う出費は、1位「公式グッズ」（71.4%）、2位「チケット代・イベント費用」（64.1%）、3位「映像ソフト」（41.0%）でした。一方、「後悔した」出費の1位も「公式グッズ」（25.5%）となっています。

推し活で最も高額な一回の消費額は、平均6万8,474円（男性平均8万4,646円、女性平均5万1,633円）で、最高額は800万円でした。

推し活のために貯金をしている人は全体の35.3%でした。推し活費用を捻出する具体的な手段として、「節約」（62.7%）が最も多く、次いで「投資」（34.5%）、「副業・アルバイト」（21.6%）となっています。

具体的な節約方法では、1位「ポイントを貯めて使う」（64.7%）、2位「セール・割引を活用する」（50.7%）、3位「外食を減らして自炊する」（41.6%）でした。「イベント参加回数やチケット数を制限する」（15.3%）は最下位で、ライブ参戦を最後まで死守する傾向にありました。

調査概要

調査期間：2025年11月21日～11月24日
調査テーマ：推し活に関する意識調査
調査対象者：推し活をしている20～59歳の男女1,500名
調査方法：インターネット調査
出典元：株式会社ＦＰパートナー

ＦＰパートナー
https://fpp.jp/

（マイナビ子育て編集部）

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