無料で信号ナシの“高速加古川線”東播磨道の全通へ佳境! 見えてきた“日本海まで無料ネットワーク”
- 乗りものニュース |
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2025年度、かなり変わる!
東播磨道2025年度全通 その先は
兵庫県で高規格道路「東播磨南北道路」、略称「東播磨道」の延伸工事が進んでいます。2025年度の全通へ向け、工事は佳境を迎えています。
建設中の東播磨道(画像:兵庫県)。
東播磨道は、播磨臨海部の国道2号「加古川バイパス」から北上し、山陽道を越えて小野市の国道175号バイパスまでを結ぶ12.1kmです。2023年までに7.7kmが開通しており、2025年度の全通が予定されています。2024年6月には、延伸部の2つのランプがそれぞれ「小野南ランプ」「小野ランプ」に名称決定しました。
この道路は加古川ならびにJR加古川線に並行する無料の自動車専用道です。さらに、終点の小野ランプで接続する国道175号バイパスも4車線で、そのまま西脇市まで通じています。このバイパス部をさらに西脇市黒田庄町まで延伸させる「西脇北バイパス」も建設中です。
それ以北の国道175号は2車線の現道となり、バイパスも事業化されていませんが、丹波市内で北近畿豊岡道の氷上ICと連絡しています。北近畿豊岡道は、もともと県の有料道路として開通し、北近畿豊岡道と一体化した「遠阪トンネル」を除いて無料となっており、2024年秋には豊岡市内で豊岡出石ICまで延伸する予定です。遠阪トンネルも2026年には無料開放が予定されています。
この「東播磨道-国道175号ー北近畿豊岡道」ルートは途中で2車線区間を含みますが、有料の舞鶴若狭道と播但道との中間の加古川沿いに、瀬戸内海側と日本海側を縦貫する無料のネットワークを形成します。
なお、渋滞が慢性化していた加古川市内は、東播磨道の開通で移動時間が大きく短縮されているとのことです。建設促進期成同盟会は稲美町在住者の声として、「自宅から加古川市街や駅周辺にいくのにいろいろな抜け道を探してきたが東播磨道利用の快適なルートができた」との意見も紹介しています。
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