「日本海の最長フェリー航路」21年ぶり新造船の詳細あきらかに 実は「似たスペックの船」がすでに
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新日本海フェリーは2025年3月14日、三菱重工業下関造船所で建造中の新造船について詳細を発表しました。
新造船は2025年12月就航!新日本海フェリー
新日本海フェリーは2025年3月14日、三菱重工業下関造船所で建造中の新造船について詳細を発表しました。
新日本海フェリーの「あかしあ」。新造船によって置き換えられる予定だ(画像:PIXTA)。
新造船は、同社の最長航路である舞鶴~小樽航路(1061km)に投入され、2004年に就航した「はまなす/あかしあ」を置き換える計画です。第1船は2025年12月の就航を予定しており、同航路では21年ぶりの新造船となります。
現行の「はまなす/あかしあ」は全長224.82m、1万6810総トンと国内フェリーとしては最大級ですが、新造船はそれよりややサイズダウンする見込みです。全長199.0m、総トン数約1万4300トン。トラック約150台、乗用車約30台を積載でき、旅客定員は286名です
新日本海フェリーは特徴として、国内フェリーでは初採用となる「ダックテール」を含む最新鋭の省エネ船型、アンチローリングタンクとフィンスタビライザーの併用による省エネ型減揺システムなどの採用により、省エネ運航を実現しているといいます。
ダックテールとは、船尾の水線付近がアヒルのしっぽのように突出した船体形状のこと。これら省エネ運航技術については、国土交通省と経済産業省による2023年度「航船の革新的運航効率化実証事業」の補助を受けて開発されています。
また、船内は3層吹き抜けのエントランスとシースルーエレベーター、船首部には2層吹き抜けのフォワードサロンを備えます。レストランやコース料理を提供するグリルでは海を眺めながら食事ができるほか、最上階には日本海の風を肌で感じられる露天風呂を設置。様々な映像コンテンツを鑑賞することができる多目的ルームも備え付けられるそうです。
船室はオーシャンビューの浴室を設けたスイートルーム、専用テラス付きデラックス、シャワー・トイレが完備されたステート洋室、家族旅行に最適なステート和洋室、ペットと同伴できるウィズペットルームを用意。最もリーズナブルなツーリストクラスは、1名個室の「S」と2段寝台の「A」の2クラス構成で、いずれもプライベート空間が確保されているといいます。
なお、現行の「はまなす/あかしあ」は日本最速の30.5ノット(約56km/h)というスピードが特徴ですが、新造船は8540kWの主機を4基備え、航海速力は28.3ノット(約52km/h)だそうです。
この速力や、268名という旅客定員、車両搭載数、旅客設備なども含め、スペック面では2021年に就航したグループ会社の「東京九州フェリー」の「はまゆう/それいゆ」にほぼ準じると、新日本海フェリーは話します。違いは、全長を200m以下に抑えた点と、「スイート」の客室が新設されたことなどだそうです。
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