事故で「横転して沈没したフリゲート」建造元との和解が成立 同型艦は割引でアップグレード ノルウェー国防省が発表
- 乗りものニュース |

事故の後、座礁したものの沈没してしまった艦に関する訴訟。
建造元であるスペインの造船会社と和解が成立
ノルウェー国防省は2025年6月2日、フリゲート「ヘルゲ・イングスタッド」に関する問題について、製造元であるスペインの造船会社ナヴァンティアと和解に至ったと発表しました。
沈没以前のフリチョフ・ナンセン級フリゲート「ヘルゲ・イングスタッド」(画像:ノルウェー海軍)
この件は、2018年11月8日、北大西洋条約機構(NATO)の訓練から帰還中だった同艦が石油タンカーと衝突した事故に関連する訴訟です。
事故当初、沈没を避けるため同艦は岩場に意図的に座礁しましたが、右舷の魚雷発射管から船尾にかけて大きな亀裂が生じ、浸水が発生。その後、ダメージコントロールの不備など複合的な理由により浸水が進行し、11月13日には沈没状態となりました。
艦は2019年2月27日に引き揚げられたものの、修理は断念され、最終的にスクラップ処分となりました。
これを受けてノルウェー国防省は、艦の建造を担当したナヴァンティアが設計・建造上の欠陥を見逃したとして訴訟を提起。同艦の事故報告書では、防水隔壁に関する構造上の問題や、シャフト部を通じた水の流入が沈没の一因となったことが指摘されていました。
今回の和解により、ナヴァンティアは「ヘルゲ・イングスタッド」と同型のフリチョフ・ナンセン級(F313)フリゲートのライフサイクルサポートおよびアップグレードを割引価格で請け負う契約を締結。契約期間中の割引総額は最大4750万ユーロに達する見込みです。
ノルウェー国防省は和解について、「この件が友好的に解決したことを嬉しく思います。ナヴァンティア社は、長年にわたりノルウェーの防衛部門およびフリゲート艦の支援において重要なサプライヤーであり、今後もその関係は継続されるでしょう」と述べ、両者の協力関係が今後も維持されることを強調しました。
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