格安SIMは短期解約できる?ブラックリストに入るってほんと?解約金なしのスマホはある?
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格安SIMは昔に比べてかなりメジャーになってきましたね。
格安SIM各社の競争は激しく、様々なお得なキャンペーンを次から次へと繰り出し、どの会社も魅力的です。
いろいろな事情で、契約してすぐに携帯会社を変えたくなることもあるかもしれません。
そんな時気になるのは、“格安SIMって短期で解約できるの?”“短期解約したら、もしかしてブラックリストに入る?”ということではないでしょうか。
悪気はないのにブラックリストに入ってしまったら困ってしまいますよね。
今回は格安SIMの短期解約と、ブラックリストについて解説します。
以下、格安SIMの比較記事です。絶対に自分にピッタリの記事が見つかるのでぜひチェックしてみてください!
・キャリアメールってあるの?
・料金てどこが安いの?
など下記の記事で詳しく説明しています!
また8459人にアンケートした格SIMのランキングも作ったので、迷いやすい人はこのランキングを参考にしてみてください。
目次
格安SIMの短期解約は可能なの?
格安SIMに乗り換えたものの、回線状況が悪かったり、家族割が使えなかったりでどうしても乗り換えたくなることもあると思います。
その場合、結論から言うと短期で解約することは可能です。
ですが格安SIMの会社により解除料がかかったり、最低利用期間を定めていることもあります。
短い期間で解約したら思わぬ高額の解除料がかかってしまってショック…ということがないように、事前によく確認しておきましょう。
格安SIM各社の解約料、最低利用期間について調べてみました。
格安SIM各社の解除料・最低利用期間
2021年3月現在、主要格安SIM会社の解除料・最低利用期間の一覧は以下のとおりです。
最低利用期間 | 解約料 | |
---|---|---|
楽天モバイル | なし | 0円 |
Y!mobile | なし | 0円 |
UQモバイル | なし | 0円 |
mineo | なし | 0円 |
LINEMO※1 | なし | 0円 |
BIGLOBEモバイル | 12ヶ月※1 | 1,100円 |
IIJmio | 12ヶ月※2 | 1,100円 |
y.u mobile | なし※3 | 0円 |
HISモバイル | なし | 0円 |
nuro mobile | なし | 0円 |
LIBMO | 12ヶ月※2 | 9,500円 |
イオンモバイル | なし | 0円 |
LinksMate | なし | 3,300円 |
J:COM MOBILE | なし | 0円 |
※1 詳細はLINEMOの公式サイト(https://www.linemo.jp/)でご確認ください。
※2 通話できるプランの場合
※3 30日以内の解約は10,450円
2019年10月1日以降、解除料はかなり安くなった
ユーザーの独占を防ぐための法改正があり、数年前に比べて短期解約の解除料が格段に安くなりました。
データSIMであれば調べた限りの会社では、解除料はかかりません。
通話SIMの場合、解除料がかかる会社もあります。
ですが総務省のメスが入ったことにより、2019年10月1日以降に契約した場合、最低利用期間がなく解除料がかからない会社が増えました。
解除料がかかったとしても、QTモバイルとnuroモバイルを除き、どの会社も1100円ほどです。
反対に2019年9月30日までに契約した人は、高額の解除料がかかる可能性があります。
思い当たる方は、いつ契約したか確認してみてください。
また短期解約とは別に、“購入したものの家で全く電波が入らなかった”などの特別な事情がある場合に限り、契約して8日以内であれば初期契約解除制度で解約できる場合もあります。
旧プランの人は解除料が高額の可能性がある
楽天モバイルとUQモバイル・ワイモバイルについては、少し前の料金プランを使っている人は要注意です。
UQモバイルとワイモバイルの旧プランは2年更新となっており、更新月以外に解約・転出をすると解除料10,450円がかかります。
なかなかの高額な出費となるので注意が必要です。
楽天モバイルについては、プランによっては最低利用期間が3年というプランも、過去にありました。
明細などで今のプラン名をよく確認してみてください。
番号を変えずに他社に転出であれば、MNP転出料が別途かかる
携帯会社が変わっても、今の電話番号をそのまま使い続けたい人も多いと思います。
その場合、先ほど解説した解除料に加えて、ナンバーポータビリティ(MNP)の手数料が3,300円程度、別に必要になります。
MNP手数料は新しい会社に乗り換えた月の、もとの携帯会社の最後の利用料金と一緒に引き落とされます。
今の電話番号から変わりたくない人は、こちらもお使いの携帯会社で確認することをおすすめします。
解除料がかからなければ短期解約をしてもよいの?
携帯電話を契約して何ヶ月間は絶対使わないといけない、というような決まりはないことが多く、あっても解除料は1,100円。
そんなに負担ではありません。
“じゃあ解除料も安いから、どんどん短期解約を繰り返して新規の特典をたくさんもらってもいいの?”
という疑問が浮かんできそうですよね。
機種変更するより新規でスマホを買ったほうが安く買えるし、基本料金値引きやキャッシュバックもたくさんもらえます。
ただ、短期解約を繰り返していたらブラックリストにのってしまう、そんな不安もあるのではないでしょうか。
ズバリ!ブラックリストって実際あるの?
ブラックリストって本当に存在するのか、単なる噂ではないのか気になりますよね。
私は実際見たわけではありませんが、それでもブラックリストは存在すると考えています。
というのも、著者は携帯電話会社の販売スタッフとして働いていた事があるのですが、その時に契約できなかったお客様にあたったことがあります。
私が働いていた当時、新規契約は登録時間が30分、長くても1時間弱で完了したのですが、そのお客様は1時間過ぎても審査が終わりませんでした。
そして1時間半過ぎた頃に電話がかかってきて、「総合的審査により新規契約ができません」とのことで、総合的審査の内容については販売員は一切教えてもらえません。
お客様に恐る恐るお伝えしたところ、特に慌てることもなく「ああ、なるほど、お手数かけました」と言って帰って行かれました。
思い当たることがあったのでしょう。
見た目で判断してはいけないのですが、見た感じごく普通の人という印象でした。
なので結果を聞いたときは、世の中色んな人がいるものだな、と複雑な気持ちになったのを覚えています。
私は以上の経験から、ブラックリストは存在すると思っています。
ブラックリストは携帯会社に不利益となる人がいないようにするためのものです。
携帯会社に不利益となるユーザーがいると、他の正しく使っているユーザーが損をしてしまうので、ブラックリストがあるのはむしろ当たり前のことかもしれませんね。
ブラックリストに入る人の条件とは
契約したら何ヶ月使わないとブラックリストに入る、という短期解約の細かい決まりは携帯会社によって違うようで、具体的には秘密とされています。
ブラックリストと聞くと黒い本に名前を書かれるような想像をしそうですが、実際はそんな本は存在しません。
ですが今までの携帯の契約履歴はすべて携帯会社に保存されています。
また、携帯電話料金で未払いがある場合は未払い情報が携帯会社間で共有され、携帯電話会社問わず次の携帯会社は契約できなくなります。
携帯電話以外での借金、またはクレジットカードのキャッシング残高が多く残っている場合も同様に、新しい端末を分割契約で買うことができなくなる場合があります。
短期解約をしたらすぐにブラックリスト入りしてしまうの?
では短期解約をした瞬間、ブラックリストに入ってしまうのでしょうか。
ブラックリストに入ってしまった人はいないのか調べてみたところ、数ヶ月使ってすぐ解約・譲渡・MNPを繰り返していた人が新規契約を断られるようになった、との体験談を見つけました。
その人は新しい携帯会社に番号を変えずに転入(MNP)することでもらえるキャッシュバックや端末値引き目当てに新規契約やMNPを繰り返していたところ、新規契約ができなくなったそうです。
なのでおそらく、短期解約を一回しただけで次から新しい携帯を契約できなくなる、とうことはないと思われます。
格安SIMの短期解約はOKだけど、繰り返すのは要注意!
格安SIMに変えたけど、思っていたものと違った、もとの会社に戻りたい!ということは誰にでもありえることです。
一度だけやむおえず短期で解約してしまったのであれば、ほぼ問題はないと思われます。
ただし、解除料には十分に注意しましょう。
一方で、新規購入やMNPでもらえるキャッシュバックや端末値引きはとても魅力的ですが、特典目当てに解約・転入を繰り返してしまうと、思わぬ落とし穴があるかもしれません。
短期解約をうっかり繰り返してしまわないように注意しながら、お得な格安SIM探しをしていけたらよいですね。
冒頭でも紹介した以下の記事もぜひどうぞ!