一人暮らしをはじめたばかりだと、自宅での動画視聴やパソコン・タブレットを使った作業など「好きなように楽しみたいけれどインターネット環境が整っていない」とお悩みの方は多いかもしれません。

賃貸住宅の場合は勝手に工事を進めるわけにもいかないですし、月額料金などの費用面も気になります。

そこで今回は、一人暮らしにおすすめできるWiFiを徹底的に調査し、厳選して7社ピックアップしました！

現在では工事をしなくても容量を気にせずに楽しめるWiFiや、キャンペーンでとてもお得に契約できるWiFiがたくさんあります。

この記事でご紹介するWiFiはすべて工事なしで利用ができ月額料金の面でも安く使えるものばかりなので、ぜひこの機会に便利なWiFiを見つけてみてくださいね。

一人暮らしにおすすめの工事なしで使えるWiFi7選！

今回ご紹介するのは工事不要で一人暮らしにおすすめなWiFiプロバイダ7社です。

Y!mobileの「PocketWiFi」以外は、すべてデータ容量無制限のWiMAX回線を利用するため、長時間の動画視聴や画像・動画編集などインターネットをがっつり利用したいという方も安心して使えます。

「7社もあって選べない」という方はGMOとくとくBB×UQWiMAXを選んでいただければ間違いないでしょう。

契約時のキャッシュバックや長期間に渡る月額料金の割引など、特典の総額で言うと他社を圧倒しています。

もちろんその他のプロバイダも魅力が多いので、気になったプロバイダがあればぜひ一度公式サイトもチェックしてみてください。

GMOとくとくBB×UQWiMAX

GMOとくとくBB×UQWiMAXはとにかく特典が豊富で、1ヶ月～2か月目までの月額料金が1,474円で利用できてしまう点が大きな魅力です。

とくに一人暮らしの場合はWiFiの月額料金がネックに感じられている方も多いと思うので、特典によるメリットは大きいのではないでしょうか。

具体的な特典内容は、全員が対象となる23,000円の現金キャッシュバックや、2か月目までの月額料金が1,474円、35か月目までの月額料金が3,784円で利用できる割引などです。

また、WiMAX回線を利用するプロバイダは「auスマートバリュー」「UQ自宅セット割」によってauのスマホもしくはUQモバイルのスマホ料金が割引となる特典が適用されます。

au、UQモバイルいずれかをご利用の方は、GMOとくとくBB×UQWiMAXの特典と合わせてかなりお得に利用できる可能性が高いので、当サイトとしてもとてもおすすめのプロバイダです。

BIGLOBEWiMAX＋5G

BIGLOBEWiMAX＋5Gでは、クレジットカード払いのほかに「口座振替」を支払い方法として選択できます。

クレジットカードをあまり使いたくない方や持っていない方もいると思いますので、そのような方には非常におすすめです。

口座振替の場合は端末代金の21,912円を一括で支払うことになるのですが、BIGLOBWiMAX＋5Gは最低利用期間や解約手数料がないプロバイダなので、端末代金さえ払ってしまえばご都合に合わせていつでも解約することが可能です。

また、BIGLOBEWiMAX＋5Gは支払い方法問わず初月の月額料金が0円となっており、2023年1月3日までの申し込みで契約から翌月（1か月目）の月額料金が1,116円、2か月目～24か月目の月額料金が3,355円で利用できるキャンペーンも実施されています。

GMOとくとくBB×UQWiMAXのようなキャッシュバックはないですが、こちらも非常にお得なプロバイダです。

カシモWiMAX

カシモWiMAXは大きな特典などはないですが、料金プランの仕組みが非常にシンプルで分かりやすい点が魅力です。

どなたでも月額料金はずっと変わらず4,378円で利用できるうえ、初月の月額料金はどなたでも1,408円となります。

また、ここまでご紹介してきたプロバイダと同様に「auスマートバリュー」「UQ自宅セット割」の対象なので、auもしくはUQモバイルスマホをお持ちの方はさらにお得です。

WiFiプロバイダの契約でもらえる特典の中には、一定期間の利用を条件としているケースも多いので、「特典の条件が面倒、気にしたくない」というような方は、このようなシンプルなプロバイダが良いでしょう。

なお、購入したWiFi端末を解約時に返却するとAmazonギフト券5,000円分がもらえるキャンペーンも実施されています。

※以下は2023年1月時点の情報です。

BroadWiMAX

BroadWiMAXでは最低利用期間を設定した「ギガ放題バリュープラン」と、最低利用期間がない「ギガ放題フリープラン」の2種類を料金プランとして用意しています。

初月はどちらのプランも1,397円で、2か月目以降はバリュープランが3,883円、フリープランが4,070円です。

なお、BroadWiMAXは初期費用として20,743円の支払いが必要なのですが、クレジットカード払いであれば初期費用は全額割引されます。

また2台同時申し込みで5,000円のキャッシュバックや、他社からの乗り換えで契約解除料19,000円までを負担してくれるキャンペーンも実施中です。

どちらもクレジットカード払いでの支払いが条件となるため、はじめからクレジットカード払いをお考えで、複数台の同時申し込みをお考えの方、他社から乗り換えたいけど解約金がネックになっている方にはおすすめできるプロバイダかなと思います。

※以下は2023年1月時点の情報です。

UQWiMAX

UQWiMAXは言わずと知れたKDDIグループ傘下である「UQコミュニケーションズ」が提供するWiFiです。

「WiMAX＋5Gはじめる割」によって25か月間4,268円の月額料金で利用ができ、KDDI傘下による安心感・信頼度を踏まえると比較的安い月額料金と言えるのではないかなと思います。

また、住まわれているエリアやお部屋の間取りなどの関係で「電波がしっかり通るか心配」という方には「TryWiMAX」と呼ばれる15日間のお試し利用サービスも用意されており、使えるか確かめてから利用を開始することが可能です。

さらにauスマホ、UQモバイルスマホを利用されている方はスマホ代金の割引のほか、WiFiの端末代金が実質2円となるキャンペーンも実施されています。

ホームルーター、ポケット型WiFiから選ぶことができますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

※以下は2023年1月時点の情報です。

VisionWiMAX

「WiFi端末代金を1年以上もかけて支払いたくない」という方におすすめなのがVisionWiMAXです。

VisionWiMAXの端末代金は21,780円なのですが、支払い回数が一括か2回払いの2択のみとなります。

一見すると「キツい」と思われるかもしれないのですが、端末代金を一括払いにするだけで翌々月に8,300円のキャッシュバックが受け取れるほか、最低利用期間がなく端末代金の残債期間などを気にする必要がないため、意外とメリットに感じる方もいるのではないでしょうか。

キャッシュバックを受け取れるまでの期間も翌々月とスピーディーなので、条件としてもかなりシンプルで分かりやすい点が魅力です。

※以下は2023年1月時点の情報です。

Pocket WiFi

「持っているスマホがauでもUQモバイルでもない」という方は、「auスマートバリュー」「UQ自宅セット割」の適用がないため、WiMAX以外のプロバイダを使ってみるというのも良いでしょう。

Y!mobileはSoftBankのサブブランドですので、プロバイダの安心感や信頼度を気にされる方、「SoftBank回線を利用したい」という方にとっては大きなメリットです。

料金プランは7GBまで5Gデータ通信が使える4,065円のプランと、7GBを超えても4Gデータ通信であれば上限なしで利用できる4,818円のプランの2種類となっています。

また、ご家族でY!mobileのスマホやWiFiなどの契約があれば、同居していなくても2回線目以降の料金が最大1,188円割引される特典も利用できますので、家族でY!mobile回線を使っている方もおすすめです。

一人暮らしに使えるWiFiの種類は4つ

WiFiを使いたいと思った時に利用できる手段は主に上記の4つです。

それぞれの特徴を知ったうえで、自分に合った接続方法を利用しましょう！

安くて持ち運びに便利「ポケット型WiFi」

一人暮らしにとくにおすすめなのが「ポケット型WiFi」です。

詳しいメリットやおすすめな理由は後述しますが、ポケット型WiFiの特徴は何といっても使う場所を問わないというところでしょう。

電波さえあれば屋内外問わずインターネットに接続ができますし、間取りなどによって電波状況が変わるという場合にも最適な場所に置くこともできます。

デメリットとしてホームルーターや光回線と比較すると不安定、速度に弱いと言われることもありますが、数年前までWiMAXを使っていた筆者としてはそれほど気になった印象はありませんでした。

また、月額料金も4,000円前後で済むことが多く、インターネット回線の中では比較的安く利用できる点も魅力です。

自宅でしか使わないなら「ホームルーター」

外出先でWiFiを活用する予定がない、自宅のみでしか使わないという方は「ホームルーター」を検討しても良いでしょう。

ポケット型WiFiよりも複数台の接続に強く、ご自宅でパソコン、タブレット、スマホ、ゲーム機と色々接続したい方にもおすすめです。

電波や速度の安定感で言うとポケット型WiFiと光回線の中間的な位置づけとも言われています。

また、こちらも工事は不要なため賃貸物件でもすぐに使えますし、引っ越し時の手続きも住所変更のみなのでとても手軽です。

混雑時間帯のオンラインゲームも安心「光回線」

オンラインゲームや在宅でのお仕事などで、安定的な回線が必要な方は光回線が良いでしょう。

仕組みとしてはケーブルをお部屋まで引き込む工事を行い、ケーブルとルーターやモデムに接続することでインターネットが利用できるというものです。

基本的には工事が必要なため、賃貸の場合は大家さんや管理会社に確認をとらなければならず、場合によっては断られる可能性もあります。

しかし現在ではすでにケーブルの工事が済んでいたり、もともと設備が導入されているケースもあり、そのような場合は工事をしなくても利用することが可能です。

月額料金はWiFiのホームルーターやポケット型WiFiと比較すると高めな傾向にあります。

対応スマホさえあれば繋がる「テザリング」

「テザリング」とは、テザリング対応のスマホと接続をすることで別の端末でインターネット接続ができる機能です。

スマホを簡易的なWiFiルーターとして使うことをイメージすると分かりやすいかと思います。

いつも使っているスマホからテザリング機能をオンにするだけで利用できるため、新規の回線契約や特別な準備は不要です。

ただしスマホのデータ通信を使うので、スマホで使えるデータ容量が少ないという方は、動画視聴や高負荷なオンラインゲームなどは避けた方が良いでしょう。

一人暮らしならポケット型WiFiがおすすめ！

ここまででWiFiの種類について解説しましたが、前述した通り一人暮らしの方に特におすすめしたいのが「ポケット型WiFi」です。

持ち運びができて工事不要、価格も比較的安いとなれば、一人暮らしを始めたばかりで金銭的に余裕がないという方でも使いやすいのかなと思います。

主なメリットやおすすめできる理由については以下の通りです。

屋内外問わずどこでも使える

何度かお伝えしていることにはなりますが、ポケット型WiFiは電波さえ繋がっていて端末の充電があればどこでも利用することができます。

たとえば筆者がWiMAXのポケット型WiFiを使っていたときは、海に持って行って音楽のストリーミング再生に使ったり、旅行先なんかでも活躍していました。

外出先でパソコンを使った作業をしたい時や、通勤時間などでの動画視聴にも役立ちそうです。

またWiMAX回線であれば実質的に無制限で利用できるため、データ容量を気にする必要もありません。

工事なしで契約後すぐに使える！

ホームルーターも同様ですが、ポケット型WiFiは光回線とは違って工事が一切必要ありません。

ポケット型WiFiであれば届いてすぐに使い始められますし、ホームルーターであればコンセントに挿すだけで利用できます。

また、お住まいの物件の関係で工事ができない方や、工事費用などを気にされる方にも非常におすすめです。

光回線よりも安いから通信費の節約にも

ポケット型WiFiは、これまでご紹介してきたWiFiの接続方法の中でも月額料金が安い傾向にあります。

また、WiMAXが気になっている方はauスマホ、UQモバイルスマホとのセット割が適用されますし、ご家族でY!mobileを使っている方はPocketWiFiを契約すると2回線目以降でセット割が適用され、よりWiFiをお得に利用することが可能です。

一人暮らしでは節約を意識する場面もあるかと思いますので、使えるお得なワザは積極的に使っていきましょう。

失敗しない選び方は？5つのポイントに注目

一人暮らしの方がWiFiプロバイダを選ぶうえで注目したいポイントは以下の5つです。

これらのポイントを中心に、自分にぴったりのプロバイダ・プランを選ぶようにすると良いでしょう。

1.端末代金なども含めた月額料金

WiFiプロバイダの公式サイトを見てみると、WiFi端末の分割払い代金を含めて月額料金を掲載しているところと、そうでないところがあったりします。

端末代金を一括払いで支払う方や、クラウド系WiFiなどで端末をレンタルされる方は気にする必要はないのですが、WiFi端末を分割払いで支払う場合や月額料金で比較したい場合は、端末代金やオプション料金込みの価格を算出するようにしましょう。

2.無駄のないデータ容量

「動画視聴なども気にせず楽しみたい」という方が多いと思いますので、容量を気にせず楽しみたい方は無制限で使えるに越したことはありません。

一方で、中には「インターネットはほとんど利用しないけど時々使うから持っておきたい」というような方もいるでしょう。

そのような場合は無制限タイプのWiFiだと割高になる可能性がありますので、30GBや100GBなど「無制限じゃないけど大容量」くらいのプランを用意しているプロバイダを選ぶと安く済むことがあります。

いわゆる「クラウド系（格安系）WiFi」と呼ばれるようなプロバイダでは、いくつかのデータ容量から選べることが多いので、上記の簡易的な表も参考にしていただきながら、「無制限か、そうでなくても良いのか」という部分を考えてみるのがおすすめです。

3.回線速度

あくまでも参考的な数値ではありますが、WiFiで利用する接続手段によって上記のように回線速度が異なります。

一般的には通常画質の動画視聴は10Mbps程度の速度が出ていれば問題なく利用できると言われており、この数値はほとんどのプロバイダでカバーできていると思いますので、それほど心配する必要はありません。

また、タイムラグなどが無い状態でオンラインゲームを楽しみたい場合は100Mbps程度の速度があると良いと言われています。

WiFiを使ってオンライゲームなどを気にせず利用したいという場合には、光回線も視野に入れて検討した方が良いかもしれませんね。

4.回線の対応エリア

いくら回線速度が速いと言われていたり、月額料金が安かったりする場合でも、ご自身が住んでいるエリアで電波が十分に通っていなければWiFiを利用することはできません。

各プロバイダの回線対応エリアは、各公式サイトにてチェックすることが可能です。

ご契約前には念のため必ずプロバイダの回線対応エリアを確認しておきましょう。

なお、この記事でご紹介している各プロバイダの対応エリアは以下の通りです。

5.契約期間

WiFiプロバイダでは、最低利用期間が事前に決められているものと、最低利用期間を気にせず利用できるものがあります。

1つのプロバイダの中で2つのプランを用意していることもありますので、どのプロバイダにしようか迷っている方は最低利用期間の「縛りありorなし」で絞り込んでいくのも良いでしょう。

また、縛り無しで契約できるプランの場合、縛りありのプランよりも月額料金が数百円程度高いことが多いので、ご自身の予算やニーズに合わせて慎重に判断してくださいね。

よくあるQ＆A

最後に、一人暮らしで利用するWiFiについてよくある疑問をQ＆A形式でまとめてみました。

この記事では4つのQ＆Aをご用意しましたので、気になる項目があればチェックしてみてください。

Q.一人暮らしにWiFiって必要？みんなはどうしてるの？

A.普段のインターネットの使い方やデータの使用量によって回答が変わります。一般的には動画視聴やゲームを楽しみたい方や、パソコンで作業やお仕事をされる方は1台あると安心です。

Q.WiMAXって本当に無制限で使えるの？

A.3日間で10GB以上を利用すると翌日の18時頃～翌々日2時頃まで速度制限がかかります。

速度制限中の通信速度は最大1Mbps程度で、翌々日2時以降は通常速度に戻ります。

※上記は2022年12月時点の情報です。

Q.一人暮らしのWiFiの費用相場はいくら？

A.WiMAX系プロバイダの場合はおおよそ4,000円前後が相場と言えます。

定額制のため、使いすぎて料金が加算されるといったことはありません。

Q.ポケット型WiFiでオンラインゲームはできる？

A.ポケット型WiFiですと、通信回線が不安定になったりタイムラグが発生する可能性があります。

とくにFPSゲームなど、タイムラグが命取りとなるようなオンラインゲームはおすすめできません。

一人暮らしにおすすめのWiFiを徹底的に調べた私の感想

筆者も一人暮らしを始めてから数年間はWiMAXのポケット型WiFiを使っていたことがあり、スマホでの動画視聴や出先でのインターネット利用でかなり重宝していた記憶が蘇りました。

現代では豊富なプロバイダやプランから選べるようになっており、さらにキャンペーンなど至れり尽くせりといった感じで、時代が進んでいることを実感します。

とくに動画視聴を存分に楽しみたい、パソコンを使って場所問わずに作業をしたいという方も多いと思いますので、ぜひ気になるプロバイダがあれば早めに試してみましょう。

「どうしても迷ってしまう」という方は、割引やキャッシュバックなどの特典が豊富な「GMOとくとくBB×UQWiMAX」がおすすめです！