カードローンが払えないときの対処法は？返済しないリスクや相談窓口を紹介
カードローン払えない時はどうすればいいの？カードローンを払えなくなる人は少なくないのではでしょうか。実際にカードローンでの借り入れの場合、クレジットカードに比べて延滞率が高くなっています。
この記事では、カードローンを払えなくなってしまった際にとるべき対処法を紹介*します。相談窓口や、返済し続けないことで起こるリスクについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
カードローンが払えない時の対処法は5つ
コロナが蔓延したことで、貰えていた給料が減額してしまったり、職を失って収入がなくなってしまいカードローンが払えない人が増えています。
カードローンが払えなくなった際に、まず最初にしなければならないことを5つ紹介していきます。
➀身の回りの物を売ってお金にする
カードローンが払えない時は質屋やオークションなどで、身の回りの物を売ってお金を作るようにしましょう。
自分の大事な物を売ることに抵抗がある方は多いと思います。しかし、カードローンの支払いを滞納することで滞納分に利子が上乗せされるので、借金は膨れ上がっていきます。
②複数のローン会社で借りている場合は一本化する
複数のカード会社から借り入れをしているときは、1つのカード会社に絞ることをおすすめします。
カード会社を絞ることで返済額の調整や毎月支払う金額の管理をしやすいくなります。
編集部：横山のコメント
銀行や各社金融機関では「おまとめローン」「借金一本化」などのサービスを提供しているところもあります。
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③支払い方法を分割払いなどにする
カードローンが払えないときは、支払方法を分割にすることをおすすめします。
基本的に支払方法を分割にする手続きは、支払い期日よりも前に申請をあげるので、今月はカードローンが払えないと分かった時点でカードローン会社に電話しましょう
④他社カードローンで返済分を借りる
今月のカードローンが払えないけど、どうしても期日までに払いたいという方は他社カードローン会社から返済分を借りて支払うこともできます。
このやり方は、一時的な誤魔化しとなるだけなのでおすすめできません。どうしてもお金が必要といった時だけ他社から返済分を借りましょう。
他社から借りることで現在使用しているカードローン会社の支払いを期日までに払うことは可能です。
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⑤債務整理を検討する
カードローンがどうしても払えない時の最終手段が債務整理です。
債務整理には3通りのやり方があります。
- 任務整理：債権者との交渉により、月々の支払額の減額などが調整可能です。
- 自己破産：現在の資産と負債の整理をすることで、抱えている負債をなくすことができます。
- 個人再生：債権者との交渉により、毎月の支払額を大幅に減らすことが可能です。
債務整理は、家族や友人にバレない可能性が高いので、自分ひとりで手続きすることできることも1つの特徴です。
カードローンが払えない時はすぐに行動しよう
カードローンが払えないと分かったら、すぐに行動することが大切です。カードローンが払えないことをカードローン会社や身内に相談する必要があります。
一番よくないことは一人で抱え込んでしまうこと。カードローンが払えない場合は気軽に相談できる所に相談しましょう。
➀カード会社
カードローンが払えない時に１番に連絡を取った方がいい場所はカード会社です。
カード会社としても事前に連絡をしてくれたほうが債務者の信用にもつながります。
また、返済可能日の目途が立っている場合も、その旨を伝えることで支払の期日を伸ばしてくれる可能性があります。
②家族や親戚
家族や親戚が相談できる関係であれば相談することをおすすめします。
相談したことで借り入れ分の金額を一括で払えるのであれば、利息が付かず心にゆとりがある返済が可能です。
なので、カードローンで払えない際には家族や親戚に一時的に支払ってもらうことが一番効果的と言えるでしょう。
③弁護士
カードローンがどうしても払えない場合は弁護士やカードローンの専門家に直接相談すると適切なアドバイスをしてくれます。
弁護士に相談する際に注意するべきポイントは費用です。
費用が高額だと相談するだけでお金が無くなってしまうので、無料相談で話を聞いてくれる事務所を選ぶようにしましょう。
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④勤務先
カードローンが払えない時は勤務している会社に相談をすることも可能です。
理由としては、会社の福利厚生で従業員に対し低い金利で貸し付けしている会社があるからです。
高金利で貸し付けを行うカード会社に借りるよりも、低金利で貸してくれる会社の方が安心して借りることができます。
カードローンが払えなくなった時に起こる問題6つ紹介
カードローンが払えなくなったときに起こる問題はいくつかあります。
万が一、払えなくなった際に早急に対応することで、事前に対処できる問題もあるので、今から紹介する問題を知っておくと今後のためになります。
➀クレジットが強制解約されてしまう
クレジットカードのローンが払えなった場合、クレジットカードの利用が停止となり、最悪の場合強制解約されてしまいます。
カードローンが払えていない場合は、カード会社から電話がきたり、振込用紙が送られたりするので、カード会社から何かしらのアクションがあった際には対応するようにしましょう。
②信用情報機関の信用に傷がついてしまう
カードローンが払えないと、信用情報機関に履歴が残ってしまい信用に傷がついてしまいます。
信用情報機関とは携帯の契約、車や家のローンの審査をする機関で、すべての情報がここに記録されます。
なので、カードローンを払えず滞納してしまうと、今後の分割の審査が通らない可能性が高くなるということです。
③滞納期間中に遅延金が割り増しされる
カードローンの支払いが遅れてしまうと、支払うべき金額に対して「遅延損害金」が発生する可能性があります。
遅延損害金の金利はおよそ年20％が相場となっていますが、支払が遅れるほど加算されます。
④督促状が届く
カードローンの支払いがされず、カード会社に連絡を一切しなかった場合は、およそ2週間が経過したタイミングに書面で監促状が届きます。
内容は、「返済の期日が過ぎているので、早急に支払いをを完了してください。」というもので、届いたら早急に支払わないと以下のような問題が発生してしまいます。
- カーローンの強制解約
- 借り入れ金の一括返済請求
- 信用情報機関の信用悪化
⑤裁判沙汰になる可能性がある
カードローンの支払い期日からおよそ3か月間、カード会社からの催促を無視し続けると裁判所から申し立てがされ、裁判となり、その後裁判所から強制執行されてしまいます。
⑥銀行口座や給料が差し押さえされる
カードローンの支払い督促を無視し続けると、裁判所から財産の一部や給料の一部が差し押さえされてしまう可能性がでてきます。
また、信用情報機関の信用もなくなってしまい、ローンを組むときに審査が通らなくなってしまいます。
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カードローンが払えない際は生活費の支払期限を延長しよう
コロナの影響で収入が激減してしまった際に、生活費の支払期限を延長できる可能性があります。
絶対できる方法ではないのですが、今から紹介する費用は相談することで支払い期日を延長できる可能性が高い項目です。
カードローンの支払いが厳しいのであれば、カードローンの支払を優先するために今から紹介する費用に関しては支払い期日を伸ばしてもらうことをおすすめします。
➀公共料金の支払いを最長4カ月間伸ばせる
まず、毎月の出費で期日をできる可能性があるのが光熱費です。
相談次第では支払期日を延長してくれる可能性があります
水道代は、東京都水道局のHPに、コロナで生活が困難な方を対象に水道代を最長4か月支払期日を遅らせる処置をとっていることを記載しています。
②携帯代の延長はしてくれる可能性が高い
携帯電話の毎月の料金がコロナによって支払えなくなってしまった際は、各社の総合窓口にお問い合わせしましょう。
大手携帯会社はそれぞれ支払延長可能ということを各社のHPで発表しているため、支払い期日を伸ばしてくれる可能性が高いです。
③賃貸の家賃支払いのための住居確給付金
コロナの影響で家賃を支払うことが難しい人には、住居確保給付金というものがあります。
住居確保給付金はコロナ前までは生活ができていたが、コロナによって職を失い住んでいる家賃を払うことができない人の救済処置です。
条件等もいくつかあるので、住んでいる地域の自治体(福祉担当部署)にお問い合わせしてみましょう。
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カードローンが払えないときはカード会社や信頼できる人に相談しよう
今回は、カードローンが払えない時の対処法と払えなかった際の問題をまとめました。
コロナによって、カードローンを払うことができなくなってしまった人は沢山おり、どうしようもできない状況であるということは、各カード会社も理解してくれています。
そのため、カーローンが払えなくなってしまったら、一人で抱え込まずにカード会社や信頼できる周りの人にいち早く相談するようにしましょう。
編集部：横山のコメント
利子が膨れ上がるのを防ぐためにも、大切な物よりもカードローンを払う方を優先しましょう。