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41歳、染色体異常で死産に。「笑顔が怖い」と言われた元女子アナが、自分のために“手放したもの”

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  • マイナビウーマン
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心が落ち込む出来事があった時、“落ち込んでいる自分”を感じ、さらに気持ちが深く落ちみ、そんな状況を受け止められなくなることがあります。

仕事でも、プライベートでも人と比べてしまって落ち込んでばかり……そんなあなたに“効く”ヒントを、『「人と比べるくせ」を手放す 自分サイズの幸せを見つける5つの習慣』(白崎あゆみ著、KADOKAWA刊)よりシリーズ(全5回)でお届けします。

第3回目となる今回は、「悲しい出来事」について。
つらい気持ちにフタをしてませんか?
ネガティブな自分を否定していませんか?

悲しい出来事を あるがままに受け止める

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誰しも悲しいことや辛いことはあるものです。悲しいことや辛いことを無理に忘れて乗り越えようとするのではなく、「自分にはネガティブなこともあるな」とネガティブなことも抱きしめて、日々、過ごす。そんなふうに生きられることも、本当の意味では幸せの一部なのかな、と思えるようになれました。

私は41歳になった直後に、お腹の赤ちゃんが染色体異常で死産になったことがあります。そのときは同じ経験をした人を見つけたくて、ブログなどを探しました。毎日のように死産した赤ちゃんのことを綴っている人や、お花を欠かさず供えている人、生まれた日を記念日として扱っている人など、その悲しみとの向き合い方は、本当に様々でした。

辛いことや悲しいことをなかったことにしようとすると、どうしても人としての不自然さができてしまいます。妙に明るすぎたり、陽気すぎたり。明るいと暗い、そのどちらか一方がとても強くなってしまっているのは自然体の自分ではないのかな、と思います。

また、触れてほしくない何かがあると、「あの人には、この話はしないでおこう」「あの人の前では、この話はタブーだね」というように、周りの人に気を遣わせてしまうことにもなります。

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少し遡って、地方局のアナウンサー時代、私の中にはイメージとして、自分にスイッチのようなものがありました。そのスイッチを自分でバシバシ、付けたり消したりして生きていました。当時は、そういうスイッチをオン・オフする生き方しか知らず、それが楽だと思っていましたが、今思い出すと、とても不自然なことです。

ちょっとした嫌なことや疲れがあったとしても、アナウンサーの仕事になったらスイッチをバシッと入れて、嫌なことや疲れはなかったことにして明るく仕事に臨むのです。仕事中は明るく元気に過ごし、疲れなど全く感じないのですが、仕事の後、スイッチを切ると、一気にとてもとても重苦しい疲れが襲ってきました。

しかも、自分でこのスイッチの使い分けを完璧に使えていると思い込んでいました。でも、実際の私はとても疲れていて、とても長く続けられる状態ではなかったな、と思います。

実際に周りの人から「笑顔が怖い」「作り笑顔みたいに感じる」と不自然さを指摘されていたこともあります。私の意識では嫌なことや辛いことはしっかりと排除し、明るい自分を見せることができているつもりでした。でも、実際に周りに与えていた印象は笑顔さえもおかしいと感じるような不自然さだったのです。

そんなこともあって、嫌なこと、疲れている自分、悲しみや辛いことなどをなかったことにして乗り越えようとするのではなく、マイナスなこともプラスのことも全部、自分だと思えるようにしようと、スイッチを手放しました。

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天気だって晴れている日もあれば雨が降っている日もあります。晴れている日だけが素晴らしいわけではありません。私は畑で野菜を育てるようになって「雨が降って、サツマイモが喜んでるね」と言えるようになりました。晴れの日も雨の日も、どっちもあって良いし、どっちも素晴らしい。

同じように、昔は悲しく感じていた小さな家族との別れという出来事に対しても、今では必要なことだったんだと扱えるようになりました。死産した赤ちゃんのことを無理に忘れようともせず、「もう過去のことだ」と無理に陽気に振る舞おうともせず、ただ「そんな事実があったんだ」と、自分の脇に置きながら一日一日を迎えています。

「ネガティブなところもあるな」と自分で認識し、それを消そうとせず、無理に乗り越えようともせず、ただ横に置いて、日々を過ごしていく。良いことと悪いこと、その両方を感じられる、天秤の真ん中にいるような感覚です。「あ〜、今日は雨だからダメだ」とばかり思っていたら、感じられる幸せも減ってしまいますよね。

POINT > 無理に忘れようとしている出来事はありませんか?

『「人と比べるくせ」を手放す 自分サイズの幸せを見つける5つの習慣』(白崎あゆみ著、KADOKAWA刊)より一部抜粋・再編集

※画像はイメージです

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